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2016年7月12日 (火)

【ガチ検証】天体写真実験室 ISO感度比較最後の最後

まだ、梅雨明けはしていませんが、ここんと晴れていますね。

さっそく、水上に、ガチ検証企画で、もう一度、ISO感度比較の検証に行ってきました。ひつこいです。

条件はいつもと一緒です。ただ、気温が上がってきたので、ノイズがどう影響するか。

まずは、ISO400

1607122EOS 6D ISO 400 16分×4
ApoSonnar 135mmF2->F3.5 SS-oneポタ赤

次は、ISO1600

1607123EOS 6D ISO 1600 4分×16
ApoSonnar 135mmF2->F3.5 SS-oneポタ赤

ほとんど差はないですね。仮に差があったとしても、画像処理のちょっとしたあんばいで、どうにでもなりそうな程度の差です。

さて、ISO感度別の検証を続けてきましたが、分かったことをまとめてみます。あくまでもEOS 6Dでの話です。

●ISO6400は良くない
●ISO感度の違いによる差は微妙でほんのわずか
●適正露出をかければ、低感度が高感度より悪いことはない
●適正露出をかければ、低感度が淡い部分の写りが悪いということはない
●極短な露出アンダーなら、高感度にして適正露出にした方が写りは良い

で、この結果をもとに、じゃ、私はISOいくつを使うかというと、ずばりISO1600ですね。今まではISO3200でしたが、高感度でなくても淡い部分は写るということが分かったので、一段下げることにします。あまり下げると、一枚あたりの露出時間が延びるので、失敗率があがります。このF値ならISO1600くらいがちょうどいいのではないかと。分子雲とかもっと淡いものだともっと低くするかも知れません。

さて、このガチ検証企画。まだまだ続きます。次は、ダーク減算について調べたいと思います。ダークは昨晩、すでに撮ってきました。これからまとめます。

ダークフレームって、何枚撮ればいいの? そもそもダーク減算って効果あるの? ディザリングすればダークは要らない? こういったことを検証していきたいと思います。

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