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2016年8月18日 (木)

星図マッチング電子ファインダーの紹介

お待たせしました。

もうじき完成の星図マッチング電子ファインダーの紹介です。動画では、星図と星が微妙にずれていますが、これは印刷された星座だから。実際の画像ではもっとぴったり一致します。

ところで、開発していて最近、気付いたのですが、このソフトにほんの少し手を加えるだけで、自動導入ソフトができちゃうことに気付きました。

ということで、自動導入ソフトも作っちゃいます。この電子ファインダーにも自動導入の機能を加えます。画面上で導入したいポイントをクリックするだけで、そこへ導入します。実写版自動導入ということでしょうか。もちろん手動でもOK。

また、この電子ファインダーとは独立に、自動導入ソフトも作ります。もっと表示する星を増やし自動導入に特化した操作性にします。

今までは、自動導入するには別途、スマフォかPCが必要でしたが、これでSS-one AutoGuiderだけですべてできることになります。ますます、便利になりますね。

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コメント

ほんまかさん、こんにちは!

全然晴れない毎日にストレスが溜まる一方ですが、その間にSS-one AutoGuiderはすごい進化を遂げたものですね。あの小さな筐体ひとつでここまでできてしまうとは驚きです。ほんまかさん、ホントすごい!使ってみたいです。

投稿: 星くり | 2016年8月18日 (木) 18時06分

ほんまかさん絶好調ですね。
自動導入機能使うにはss-oneコントローラが必要ですか。

投稿: Bergamot | 2016年8月18日 (木) 18時47分

星くりさん、

晴れないので、逆に作業が進みます。
ただ、もうそろそろ、フィールドテストしないといけないので、そろそろ晴れてくれないと困ります。

私が、すごいとうか、ラズベリーパイが凄い、こんな小さな基板でこの処理能力はすごい、しかも安い。これがなければ絶対できなかった。

投稿: ほんまか | 2016年8月18日 (木) 19時56分

Bergamotさん、

そこは悩みどころですね。
LX200コマンドを出せば、SS-one以外でも使えそうですが、LX200に対応したモーターコントローラーはそうそうないように思えますし、仮に対応していてもほんとに動くかどうか。

投稿: ほんまか | 2016年8月18日 (木) 19時58分

流石。

もう一つ使い用があります。
DEC=0°南中方向に鏡筒を向け、極軸方位・高度微動で星パターンに実星をマッチングさせれば、北極星が見えない空域

投稿: HUQ | 2016年8月18日 (木) 21時49分

ほんまかさん、こんばんわ。
 まさか自動導入まで行ってしまうとは思いませんでした。凄い!という言葉だけでは表現しきれないですね。流石です。まさに進化と拡張を可能にしていくシステムといったところでしょうか(3Eシステム?)
 ところで、こちらの七夕観望会(8月6日)の際、鏡筒のバランスを取りなおしてEM10改の再チャレンジをしたところ、見事にRA・DECともAUTOで安定しました。やはり接眼部の位置が原因だったようです。
 PC要らずの自動導入電子ファインダー、楽しみにしております♪

投稿: 天文部部長 | 2016年8月18日 (木) 23時14分

中途半端になってしまったので、再投稿します。

流石。

もう一つ使い用があります。
DEC=0°南中方向に鏡筒を向け、極軸方位・高度微動を使って実写画像を星パターンにマッチングさせれば、北極星が見えない場所で極軸合わせすることができます。
三脚と赤経体は水準器で水平出しすることになります。

投稿: HUQ | 2016年8月19日 (金) 05時37分

いつもお世話になります。

この自動導入が完成するとVIXEN APなどでも自動導入ができる可能性があると言うことでしょうか?

そうなれば遠征などがとても楽しみになります。
(^^)

投稿: MC Cool K | 2016年8月19日 (金) 10時23分

HUQさん、
それは無理ですね。
この星図マッチングは、極軸の合った赤道儀が前提なので、そもそも極軸が合っていなければ、マッチング自体の信頼性もありません。
大まかでも良いとしても、それなら、コンパスや傾斜計とさほど変わらない精度と思います。

投稿: ほんまか | 2016年8月19日 (金) 13時32分

天文部部長さん、
ありがとうございます。

赤道儀のバランスは重要ですよね。
ガイド不安定になる原因は一つではないとないと思います。いろんな要因が絡んでくると思います。

電子ファインダーは観望会にもよさそうですね。天体の位置が星図上で良くわかりますね。

投稿: ほんまか | 2016年8月19日 (金) 13時36分

MC Cool Kさん、
いつもご覧くださりありがとうございます。

AP赤道儀では自動導入できません。AP赤道儀はソフト以前に、モーター自体が自動導入できるだけの能力をもっていません。
ただ、電子ファインダーで手動による自動導入もどき(?)はできるので、何もないよりかは全然楽です。

投稿: ほんまか | 2016年8月19日 (金) 13時49分

ss-one AutoGuiderで自動導入使うためにSkyWactherEQ5をss-oneコントローラに置き換えること考えていますがSynScanも捨てがたい。
ss-oneコントローラ接続ポートは/dev/ttyAMA0ですね。
通信プロトコルは公開してますか。

投稿: Bergamot | 2016年8月19日 (金) 16時17分

しかし星図一式と経度緯度情報と時刻情報は持っているわけで、「極軸が合っていれば赤緯0°南中に星がこうある筈」を表示させて、電子ファインダー映像上の星がそれに合うように極軸を動かす、ことはできるのでは?

…ホントは赤緯0°より、「天頂」を表示させるのがベストだとは思いますが…円形水準器を電子ファインダー光軸に垂直に取り付けておけば、数十分角以内の精度で天頂に向けることができると思うので。
でも「南向きベランダ」って、天頂は見えないんですよね~(^^;

投稿: HUQ | 2016年8月19日 (金) 18時56分

HUQさん、
それならできます。
Fixモードで、南中赤緯0度をの星図を表示させればいいのですね。

ただ、専用のボタンを割りあてる余裕がないので、
M0(メシエ0番)に割り当てるようにします。

投稿: ほんまか | 2016年8月23日 (火) 14時42分

Bergamotさん、
そうです。/dev/ttyAMA0です。

プロトコルはLX200です。

使用してるコマンドは
:Sr#
:Sd#
:MS#
:CM#
:Q#
:RS#

ただ、赤経、赤緯の表示フォーマットが機種によりばらばらなので、機種ごとに個別に解析しないと動作するかどうかはわかりません。逆にフォーマットが分かれば対応できます。
ターミナルソフトかなんかで解析できると思います。

投稿: ほんまか | 2016年8月23日 (火) 14時57分

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