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2016年11月 8日 (火)

FSQ-85ED+ASI1600MMファーストライトは失敗

昨晩も良く晴れたので、秩父に撮影に行ってきました。今回のセットはこれ。

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やっぱり、モノクロCMOSの高解像度を生かすならシャープな光学系が必要と言うことで、FSQ-85EDの出番です。ガイドはオフアキ仕様にしました。フルサイズ換算焦点距離は900mmにもなります。

で、現地到着し、さぁ、撮ろうと思ったら、ガイド信号が出ない!

原因は帰ってきてから分かったのですが、RS232Cケーブルの断線でした。絡まったケーブルをほぐすのに、よく引っ張るんですよね。それを何回も繰り返してるうちに切れたみたい。

このまま帰るわけにはいかないので、ノータッチ撮影をすることに。いろいろ試すと、露出15秒なら大丈夫そう。ということで、ゲインを上げて、15秒露出で撮影開始。

一枚だとこんな感じ。

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ところが200枚ほど撮影したところで、USBメモリがいっぱい。8GのUSBメモリだと200枚までです。代わりのUSBメモリがないので、これにて撮影終了、RGBは撮れませんでした。

帰宅後200枚をコンポしてみました。

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FSQ-85ED + ASI1600MM + SS-one CMOS Capture (ゲイン13/25)
SS-oneポタ赤 ノータッチガイド
L: 15秒×201枚

ノータッチでこれだけ撮れると嬉しいですね。あぁカラー化したかった。でも、凄い片ボケですね。左側はほとんどピンボケ。たぶん、オフアキが原因と思います。オフアキによるケラレも凄かったので、今度はオフアキをとってやってみます。とりあえず、これは失敗。

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コメント

ほんまかさん

コンポジットの威力がよく分かる例ですね。
15秒でも枚数を稼げばここまでできるとは。
いままで1枚撮りで遊んでいたので、コンポジットに挑戦してみようかと思います。

よろしければコンポジットに使っているソフトを教えて下さい。

投稿: minoji | 2016年11月 9日 (水) 01時07分

minojiさん、

コンポはノイズの面でも、諧調の面でも、それに撮影失敗のリスク軽減の意味でも優れています。

ソフトはステライメージを使っています。遅いですが、最新版になってコンポ精度が上がりました。使いやすいソフトです。

投稿: ほんまか | 2016年11月 9日 (水) 09時40分

ほんまかさん

ありがとうございます。ステライメージは体験版があるようなので使ってみます。その前に枚数を撮らないといけません。

海外のサイトでss-oneが紹介されていましたが、海外展開も狙っているのでしょうか。
https://digiborg.wordpress.com/

投稿: minoji | 2016年11月10日 (木) 00時45分

minojiさん、
海外?もちろん狙ってますよ、ラズベリーパイとか、海外の方がうけそうです。

投稿: ほんまか | 2016年11月10日 (木) 23時54分

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