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2016年11月10日 (木)

SS-one AutoGuider Ver2マイナーバージョンアップ

SS-one AutoGuider Ver2.00をリリースしてしばらく経ちますし、月も大きくなってきたことなので、ここでマイナーバージョンアップ作業を始めたいと思います。次の新月期ころにはバージョンアップしたいです。

ご要望やバグ報告はお早目にお願いします。

今現在、修正が決定している内容は以下の通り。

1 バグの修正
●FinderからGOTOを起動する場合に同期ポイントがずれている不具合を修正。
●GOTOの方向指定ボタンで表示される星図が違う不具合。
●[追記]Polarでカメラを接続しないで日時を変更したとき表示に反映されない不具合。

2 改善
●Finderの星図が揺れる問題を改善。
これは既に作業をしていてだいぶ改善しました。ただ北側の赤経軸の回転についてはやっぱずれが大きいです。正直、もうお手上げの状態でこれ以上は無理と思います。
●自分で言うのもなんですが、GOTOの星図指定は、めちゃくちゃ使いずらい。なんとか考えます。

3機能新設
●[追記]AutoGuiderでNSWE表示部をタップすると南北反転。鏡筒の東西を入れ替えた場合にいちいち再キャリブが不要に。
●AutoGuiderにセンターマーク(照準)か、Finderに第2センターマークを新設。
●GOTOに星座名による検索を新設。
●あと、嬉しい機能として、WiFi-RS232C変換機能を入れます。
どうゆう事かというと、
今まではSS-oneコントローラでスマフォのSkySafriで自動導入し、SS-one AutoGuiderをスマフォでアクセスする場合、いちいちWiFiの接続先を切り替えなければなりませんでしたが、SS-one AutiGuiderで統一できました。これにより、SS-one AutiGuiderにつなぐだけで、SkySafariもAutoGuiderも使えるようになります。

また、これは何もSS-one AutoGuiderだけに限った話ではなく、RS232Cポートを持った自動導入コントローラならなんでもOKです。つまり、今お持ちの自動導入コントローラが無線対応になり、SkySafariで自動導入できるようになります。WiFi-RS232C変換器はそれだけで2万円くらいしますので、嬉しい機能と思います。

今のところこんなとこです。

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コメント

WiFi-RS232C変換機能
これ期待しています。

というのもiEQ45Proに出来合いBluetoothユニットを組み合わせてSkySafriでコントロールしようとしていますが
iEQ45Proにコネクトは出来ているのにコントロールがウンともスンとも言わず
シンクロスコープやロジックチェッカーなどの測定器は既に手放してしまっているのでお手上げで放置しています。

SS-one AutoGuider 経由でコントロール出来る様になればまた一つ身軽になるので楽しみに待っています。

投稿: koukiatu | 2016年11月11日 (金) 00時09分

AutoguiderのWiFiは、Hostモードで動作する仕様ですが、スマートフォンをテザリングでホストにして、AutoguidergをClientモードでも動作できるようにするアイデアはいかがでしょうか。

AutoguiderのWiFi機能を切り替えたり(Host/Client)、Clientとして設定する機能も必要となって、やや面倒かもしれませんが?

投稿: Mars999 | 2016年11月11日 (金) 09時20分

WiFi-RS232C変換機能はトンネルデバイス的なものですね。
SkyWatcherのSynScanハンドコントローラの中にBluetoothモジュールを無理矢理入れ込んでSkySafariで使っていますが接続に失敗することが多く安定しません。
WiFiで接続したいと思っていた矢先です。

要望なんですがGEMの場合子午線越えで鏡筒反転したときキャリブレーションデータを引き継げないでしょうか。
移動方向を反転するだけです。
あと直近のキャリブレーションデータを保存できたらと思います。
あくまでガイドカメラなどを同一条件で再セットする前提です。

投稿: Bergamot | 2016年11月11日 (金) 11時41分

koukiatuさん、
Bluetooth接続しているのに、反応しないっておかしいですね。
SkySafariはiEQ45Proに対応していないのかな?
WiFiで動くといいですね。

投稿: ほんまか | 2016年11月11日 (金) 14時56分

Mars999さん、
なかなか面白い視点ですね。
問題は具体的な何かメリットがあるかどうかですね。
すぐ思い浮かぶのはネットに接続できる。ですが、そこから、では何ができるかということになってくると思います。

投稿: ほんまか | 2016年11月11日 (金) 14時58分

Bergamotさん、
それは私もずっと思ってました。
鏡筒の東西を入れ替えただけで、もう一度キャリブやり直すのも面倒ですよね。
方向表示部分をタップすればNS反転するようにしたいと思います。

直近のデータは今でも保存しています。再起動の際は直近データになります。

投稿: ほんまか | 2016年11月11日 (金) 15時00分

すぐに思いつくのは、ネットに接続できると日時の設定を自動化できますね。

投稿: Mars999 | 2016年11月11日 (金) 15時54分

Mars999さん
なるほど、アップデートもできそう。
あと一押しほしいな。。。

投稿: ほんまか | 2016年11月11日 (金) 17時19分

ほんまかさん、ありがとう!!

僕も反転操作は方向表示部分のタップでお願いしようと思ってましたよ。
直近データ保存は最初のバージョンからでしたっけ?
気がつきませんでした。
これでずいぶんと時間節約になります。

投稿: Bergamot | 2016年11月11日 (金) 19時06分

Bergamotさん、
キャリブが遅い場合はキャリブレーションステップを伸ばしてみてください。SS-oneなら数秒で終わります。

投稿: ほんまか | 2016年11月11日 (金) 19時48分

ほんまかさん
SS-oneなら数秒で終わるんですね。
今度SS-oneで試してみます。
その時間で終わるなら苦になりませんね。
SkyWatcherでは3000msの設定です。(ガイドf=75mm)
30秒以上はかかります。もしかしたら1分くらいかも。
この時間はガイドパルスの出力時間ですか?
もう少し大きくして試してみます。

投稿: Bergamot | 2016年11月11日 (金) 21時34分

Bergamotさん、
この時間はST4の場合、ガイドパルス幅の時間です。
ただし、ST4の場合、4000msでリミッターかけていますので、それ以上にしても無駄です。

SS-oneの場合は、モーターを時間ではなくパルスで制御しています。ですから時間は関係なく、1000の値で0.0002度動くような設定です。3000の場合は0.0006度です。
SS-oneの場合はリミッターをかけていませんので、ここを長くすれば、キャリブはいくらでも早くなります。
ただ、あまり早くすると、枠からはみ出したり、グラフが乱れますので、そこそこにしてください。

投稿: ほんまか | 2016年11月12日 (土) 13時24分

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