SS-one AutoGuiderの新ラインアップ
SS-one AutoGuiderは現在在庫ない状態ですが、今後、ラインアップを充実させて行く予定です。そのための準備を今しています。
そのうち一つを紹介します。「SS-one AutoGuider Light」です。SS-one AutoGuiderのエントリー機です。
機能をAutoGuiderとPolarにだけ絞りました。ケースも基板も市販品を利用しているので価格はすごく安いです。
画面は2.2インチで小さいです。タッチパネルないので6個のボタンで操作します。シャッター機能はありません。RS232CがないのでSS-oneでは使えないですが、USB-RS232C変換機を使えば可能です。時計を内蔵していないので、Polar使うにはGPSモジュール(3,800円)が必要です。
ということでないないずくしすが、安価です。ケースは市販品ですが金属製ですごく丈夫です。踏んづけても壊れそうにありません。消費電流はけっこう多くSS-one AutoGuiderの倍くらい消費し、モバイル電源は大きいのでないと一晩持ちません。
SS-one AutoGuiderとの大きさ比較
「SS-one AutoGuider Pro」は現在のSS-one AutoGuiderにSS-oneコントローラの機能を足したものです。といっても、SS-oneコントローラのプログラム撮影機能や、ステップ微動などの機能はありません。純粋にモーターコントローラだけです。モーターは3chあるので、もう1chでオートフォーカサーに直結できます。また、CMOSとAutoGuiderの同時使用も可能ならやりたいと思います。
「SS-one AutoGuider Tablet」は、SS-one AutoGuiderのWindowsタブレット版です。タブレットでなく普通のPCでもOKですが、操作をマウスを使わないボタン操作主体とします。機能はや画面デザインは、SS-one AutoGuiderとほぼ同じです。
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コメント
私にはSS-one AutoGuider Lightで丁度いい感じです。GPSモジュールは秋月のGP101スポーツメイトでも使用可能でしょうか。一番気になるのは、発売日と数量です。売り切れがよくありますから。
でも、これからも楽しめそうです。
ガンバ
投稿: nisii | 2016年11月13日 (日) 23時42分
nisiiさん、ガンバありがとうございます。
GPSはまだ何にするか決めていません。
販売日はCMOSの後だけど、今年中にはなんとか。
数量ですが、オール市販品利用なので、制限はないです
売り切れもないです。一時的に在庫がなくなることはあるかも知れませんが。
投稿: ほんまか | 2016年11月13日 (日) 23時59分
このラインナップの中では Autoguider Tabletに興味あります。
Polar2 の簡単操作が Winタブ(or StickPC) でも使えるのはありがたいです。
Finder も、電子ファインダー機能を充実させた Windows アプリというものは見たことが無いため、引き続き期待しております。
投稿: HUQ | 2016年11月14日 (月) 11時01分
タブレット版ですが、汎用のタブレットは外部インタフェースが結構プアで、ほとんどの場合、1個のマイクロUSBで給電とその他の外部接続を全てまかなうことになると思います。
そういう視点ではガイダーとして一晩連続運転するのは結構なリスクが伴う気がしますので、普通のノートPCでの運用が現実的かなと。
どうせノートPCで運用するなら、機能はてんこ盛りの方が融通が利いてよろしいかと思います。
スタンドアロンではじまったシステムですが、PCで安定してコントロールできることにメリットを見いだすユーザーもいるかもしれません。
一方で、ガイダー以外の単機能は身軽なタブレットで利用できたらメリットは大きいと思います。この場合は、アンドロイドの方が受け入れられやすいと思います。個人的にはフォーカスエイドがアンドロイドで利用できたらとてもありがたく、星景以外でも使うと思います。
色々書きましたが、1ユーザーの個人的な意見です。開発のプライオリティの問題もあろうと思います。今後の独創的なシステムの開発に期待します。
追伸.以前ご相談したフォーカスエイドで6D以外のカメラを認識しない件ですが、記録フォーマットをJPEGのみ(RAW+JPEGはダメ)にしたら、カメラ接続直後に不定なカメラというエラーメッセージは同じように出ますが、その後でフォーカスエイドは使えることがわかりました。
投稿: betuzan | 2016年11月15日 (火) 09時32分
HUQさんは、PC派でしたね。
他にもPCの方がいいという人いるかな。
PCだと、制約すくないし、マシンパワーもあるからいろんなことできます。
投稿: ほんまか | 2016年11月15日 (火) 17時28分
betuzanさん、
私も、実際上は小型ノートPCになるかと思います。
ただ、Windowサイズや操作性はタブレットを意識していこうと思ってます。
アンドロイドは技術的に無理ですね。どうしてもアンドロイドで操作したいなら、WiFi接続してリモート操作ですね。現実的にはこれしかないと思います。
カメラの件、報告ありがとうございます。
投稿: ほんまか | 2016年11月15日 (火) 17時32分
自分もパソコン派です。 ほんまか版ステラショットお願いします。
極軸、自動導入、オートガイド、フォーカス調整なんでもありでお願いします。やっぱり、画面大きい方が使いやすいしIPS液晶は色が綺麗です。USBケーブル一本で使えるようにしてください。
投稿: きみ | 2016年11月15日 (火) 17時59分
きみさん、
PCでは、すでに自動導入、フォーカスは優れたソフトがあるので、PC版からは外したけど、私がわざわざ作る意味あるかな?自動導入はステラの方がいいよな。
まぁ、実際出せば、いろいろ要求出てきますよね。
投稿: ほんまか | 2016年11月15日 (火) 19時43分
こんばんは!
天体写真歴?が長い人はPC派が多いのでしょうね
ステにショット的な使い勝手を求めるのも分かります
でも初心者でも簡単に取り入れることが出来る、PC入らずのスタンドアロン環境は凄く貴重な存在だと思います
(もっとも、初心者がほんまかさんのシステムに簡単に辿り着くかは疑問ですが)
それでも電子ポーラーからスタンドアロンオートガイダーと、ほんまかさんのシステムでステップアップしてきた自分としては
天体写真の敷居を下げる、ほんまかさんのSS-oneシリーズは今の方向性で行って欲しいと思っています
ま、コレは実際マイナーな意見かもしれませんが
投稿: KEN | 2016年11月15日 (火) 23時23分
PCを使うなら現時点ではステラショット一択で寸。
SS-oneの良いところはPCが必要ないところでは?
もちろんステラショットには不満があります。
SS-oneが勝っているところもあります。
オートフォーカスも対応していないし撮影用カメラもCanonかNikonのデジカメのみ。
ZWOのような冷却CMOSカメラも対応していません。
ですが星図マッチングによる導入補正やオートガイド機能は素晴らしいです。
ステラショットを越えるようなものをお考えなら大賛成です。
でもそれはもはやSS-oneじゃないですね。
投稿: Bergamot | 2016年11月15日 (火) 23時40分
SS-one AutoGuider Lightすごくいいと思います。Poler用としてSS-one AutoGuiderのサブ機としてや一軸ポタ赤用としても使えそうです。
素人がすいません。
投稿: ぴっぴ | 2016年11月16日 (水) 00時14分
KENさん、Bergamotさん、
お二人ともPC版の販売には否定的ですか?
PC版を出すことによってスタンドアロン版をやめてしまうとか、開発を後回しにしてしまうとか、なら分かるのですが、
スタンドアロン版も今まで通り続けますし、ラインアップ表のとおり、PC版の開発優先度は一番後です。
ですから、PC版の販売で、SS-oneらしさがなくなるということにはならないと思いますが。
お二人と、熱烈なSS-oneファンであることは分かります。
投稿: ほんまか | 2016年11月16日 (水) 17時49分
ぴっぴさん、
感想を言うのに、素人も何もないですね。
期待してくれる人がいるとがんばれます。
投稿: ほんまか | 2016年11月16日 (水) 17時52分
PC版の開発に否定的なわけではないですよ。
ss-oneとは別路線かなと思っただけです。
どうせならステラショットを越えるものにしましょうよ。
βテスタ立候補します。
投稿: Bergamot | 2016年11月16日 (水) 17時57分
Bergamotさん、
ステラショットを超えるのは無理だな。
それよりも、ステラショットにないものにして、
ステラショットと共存できるのがいいと思います。
あと、私のPC版の目指すところとしては、機能や性能では
なく操作性なんですよ。ボタン、ポンポンで、実行みたいな。
今の天文用ソフトに欠けてるのはそこだと思うんです。
なんで野外で使うものなのに、マウスなの?って感じです。
投稿: ほんまか | 2016年11月16日 (水) 18時07分
個人的な意見として聞いてください。
デジカメ分野はステラショットに任せてしまいZWOのCMOSカメラに特化してほしいです。
CMOSカメラであればオートフォーカスもやりやすいのでは?
操作性についてはまさにその通り。
ステラショットはタッチパネルで操作しやすいように幾分その操作性は考えられています。
最悪なのはPoleMasterです。
せっかくの素晴らしい機能なのですが北極星や基準星をクリックさせるようなインターフェースはいかがなものでしょう。
時角を合わせるために星図を回転させるのもキーボードの矢印キーを使わないとうまくできません。
このためだけにマウスやキーボードを持参しています。
投稿: Bergamot | 2016年11月16日 (水) 21時45分
こんばんは!
>PC版の販売には否定的ですか?
少し言い方が良くなかったですね
自分も、否定をしている訳ではありません
色々な選択肢があることは良いことだと思ってます
(そのうちPCを持ち出すかもしれないですし)
ただ、ほんまかさんが自分で
「ステラショットを超えるのは無理だな」
とおっしゃっている通り、メーカー?と同じ土俵に乗るのではなく、SS-oneでしか出来ないスタンドアロンでの可能性を突き詰めて欲しいな
なんて勝手な想いでコメントさせていただきました
(CMOSカメラ、CMOS Capの発売と同時に導入しようと思ってます!)
投稿: KEN | 2016年11月16日 (水) 23時30分
自分がPC派といったのは、ほんまかさんのシステムが多くの機能が付加されるにつれてラズベリーパイの処理能力を上回り動作速度が遅くなったり、機材が分割される(オートガイダーと冷却CMOSカメラ)ならば、タブレットPCに統合していただければ、機材も1台でまかなえるし、撮像画面もきれいに見えるかなと思ってのことです。また、タブレットPCであれば、5V電源でまかなえるし全体的に小型化できると考えたからです。
投稿: きみ | 2016年11月17日 (木) 10時43分
Bergamotさん、
そうですね。CMOS特化になると思います。
デジカメのドライバは私の作ではないので、
デジカメ対応は事実上難しいです。何か問題があっても、解析することさえ困難です。
ですからCMOS特化になるだろうし、
慣れてくるとデジカメよりやっぱCMOSの方が使いやすいんですよ。
オートフォーカスもちろんやりやすいですね。デジカメだといったんファイルに落とさないといけないので。
投稿: ほんまか | 2016年11月17日 (木) 13時26分
KENさん!
寄り道するな!ってことですね(笑)
CMOSカメラほんとに買っちゃんですか。
凄いですね。どんどん深みにはまっていきますね。
投稿: ほんまか | 2016年11月17日 (木) 13時29分
きみさん、
よくわかります。なにが何でもPCというのではなく、
いろんな状況や組み合わせなど、総合的に考えて、
ベストなのは何かというこですよね。
そういった意味でも、選択肢が多いことはいいと思うんです。
投稿: ほんまか | 2016年11月17日 (木) 13時31分
ほんまかさん
ご無沙汰しております。
「SS-one AutoGuider」シリーズ、魅力的ですねぇ。
SS-one AutoGuider Light も欲しいなぁ。
さて、ほんまかさんのお陰で大分歩留まりの良い写真が撮れるようになりました。
ポーラー2で極軸合わせ、AutoGuiderで2軸ガイドで運用していますが、赤緯軸のバックラッシュがひどいのか、赤緯側が暴れることがあります。
ポーラー2で、正確に極軸が合いますから、1軸ガイドの方が返って安定したりします。
そこで、お願いです。取説にもあるように1軸ガイドのときはディザリングがRAのみとなっています。それをRA,DEC2軸でディザリングできるようにできませんか。
使っているデジカメのノイズがいまいちなので、私の環境ではディザリングが是非ともほしいですし、できれば2軸での移動ができると、嬉しいです。
お忙しいとは存じますが、ご検討いただけると助かります。
AutoGuider Light の発売も楽しみにしております。
投稿: なかなか | 2016年12月 3日 (土) 09時24分
なかなかさん、
なるほど、1軸ガイドでディザだけは2軸というパターンもありますね。
ただ、要求は遅かったですね。もうバージョンアップでますんで。
ただ、私はやってないのですが、2軸ガイドモードにして、DECの閾値をすごく大きな値にするか、感度を0.01とかすごく小さくすれば、同様の結果となると思いますが、どうでしょう。
投稿: ほんまか | 2016年12月 3日 (土) 16時32分
ほんまかさん
返信、ありがとうございます。
DECの閾値、感度の設定での対応ですね。
同様の結果が得られるなら、問題ないです。
やってみよーっと。
ありがとうございました。
バージョンアップも、楽しみにしております。
投稿: なかなか | 2016年12月 3日 (土) 22時00分