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2017年2月11日 (土)

オートガイダーカメラ関連製品の開発状況

さて、以前よりお伝えしておりました小型のオートガイドカメラですが、本日、詳細発表です。

オートガイドカメラは最近、Cマウントレンズを使うことが多くなってきました。そうすると、問題になるのがマウント方法。ZWOはあの大きい丸い形、QHYは小さいので良いのですが、アイピース型、どちらもマウント方法をどうするか悩んでしまいます。

それに費用もばかになりません。たとえば、今、オートガイドカメラのシステムを組もうとするといろんなものを買わなければなりません。

カメラ
レンズ
カメラ、レンズ固定ブラケット
クイックリリースプレート
クイックリリースアダプター
ヒーター
レンズフード

ある程度セットになって売っていますが、お値段がけっこうしますよね。そういった問題を一気に解決する製品を考えています。まずは、完成したセンサーモジュールから紹介。

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以前のSS-oneオリジナルカメラはあまり星の写りは良くありませんでしたが、これは良く写ります。というのは、これ、中身はZWO ASI120MMとまったく同じなんです。

そう、ZWOからOEM供給を受けました。もう自力開発するのはあきらめました。私が、CMOS Cap.でZWOの売上に貢献したためでしょうか、快くOEMの話を受けてくれました。

中身がASI120MMですから、当然、SS-oneだけでなく、PHD-Guidingとか、なんでも使用できます。

さて、マウントの問題を解決するには、オートガイダーカメラは四角いのが一番いいです。こんな感じ。

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ブラケットとか、そうゆうの一切要りません。カメラネジが開いているでそれで留めるだけ。安上がりです。それにヒーター出力まで付いています。

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また望遠鏡などに付ける場合も四角い方が、赤経赤緯線に縦横を合わせやすいと思います。オートガイドカメラは四角い方がいいです。(けっこう斜めになっている人多いですよ。要注意!!)

ちなみにこのレンズ75mmでガタもなく、いいです。セット売りを考えています。また中望遠程度なら50mmレンズもいいですね。AutoGuider Lightとのセット販売もお安い。

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さて、もう少し大きなシステムとなると、100mmレンズがほしくなります。けど、100mmのCマウントレンズって、コーワのくらいしかないし、けっこう高いですよね。それに、たわみやガタの問題もシビアになってきます。そこで考えたのが、レンズカメラ一体型。

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これならたわみの心配なし。

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しかも、ヒーターとファン付き。ヒーターって、けっこう電気食うんですよ。5Vで300mAくらい。ファンなら、50mAくらいですから全然少ない。ただ、ファンの場合は、絶対大丈夫とは言い切れないので、保険としてヒーターも付いています。スイッチでファンとヒーターを切り替えることができます。普段は低消費電力のファンを使い、夜露がひどいときにヒーターに切り替えます。

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望遠鏡に付けてもすっきりです。望遠鏡を運ぶときのグリップにしてもいいです。たわみの心配なし、低価格、低消費電流といいことづくめです。

さて、ここまで来ると、「あれ」も一緒にしたくなりますよね。最近こんなLinuxボードが出てます。仕様はラズベリーパイとほぼ同じ。

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しかも、値段が、たったの8ドル。どうしてこんな安く作れるのか不思議でしょうがないです。なにはともあれ、これを使えば、オートガイダー本体の内蔵も可能。

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これはまだ先になりそうですが、いずれ出します。

複数の撮影システムを持つ人で、オートガイダーカメラを使い回している方もいると思いますが、全体として安くなるので、もうそろそろ、システムごとにオートガイダーカメラを買ってもいいのではないでしょうか。

さて、SS-oneプロジェクト、まだまだいろんなものが出てきます。新しいコンセプトの赤道儀の設計も始めました。3つ目のポタ赤です。これもそのうち、お知らせできます。それ以外にも、既成製品の新機能などまだまだいっぱい出てきます。まだまだ目が離せません。お楽しみに。

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コメント

ほんまか様

 こんばんは。

 こんどはオートガイドカメラですかー。

 個人的にはレンズカメラ一体型が気になります。
 レンズの焦点距離は100mmくらいでしょうか。

 価格も気になりますね。

投稿: なかなか | 2017年2月11日 (土) 22時03分

なかなかさん、
レンズ一体型は100mmですね。

価格はまだ分からないけど、一体型は4万円台かな。

投稿: ほんまか | 2017年2月12日 (日) 07時22分

完成が楽しみです。ご予定のSS-onePROと一体だと最高ですね。

投稿: ぴっぴ | 2017年2月12日 (日) 16時37分

これが例のヤツですね。
OEM供給受けるのはセンサだけ?それともSS-oneのシルクが入っている基板ごとでしょうか。
基板サイズ教えてください。
いいなぁ。この基板欲しい。
これでオフアキ作ったら良いですね。

投稿: Bergamot | 2017年2月12日 (日) 23時03分

ぴっぴさん、ありがとうございます。
モータードライバ回路も最後の一体型に入れようと思えば入ってしまいます。
どこまでやるかはまたいろいろ悩みますが。

投稿: ほんまか | 2017年2月13日 (月) 20時21分

Bergamotさん、
どこまでOEMかは企業秘密ということで。

もちろん、基板だけの販売も可能ですよ。

基板サイズは、32mm×32mmです。
コネクタ基板が32mm×19mmです。
コネクタを小さいものにすれば、もっともっと小さくなります。ほんとにオフアキ用にいいですね。

投稿: ほんまか | 2017年2月13日 (月) 20時24分

ほんまかさん
あまり詳しくは聞きません。
32mm×32mmですか。小さいですね。
コネクタ基板はいらないかな。
極望用とオフアキ用に欲しいです。

投稿: Bergamot | 2017年2月13日 (月) 22時08分

 ほんまかさん、ご無沙汰しております。その節はお世話になりました。おかげさまでEM10快調です。
 ガイドカメラのヒーター出力、嬉しいですね。ガイダー内臓カメラも配線が少なくなって助かります。最近の撮影ではケーブルの取り回しが気がかりだったので・・。
 ところで、AutoguiderPROにモータードライバ内蔵、更に今回のガイドカメラの発展性を見ているとオールインワンのケーブルレス赤道儀が見えてきますね。

投稿: 天文部部長 | 2017年2月15日 (水) 03時21分

天文部部長さん、
お久しぶりです。
オールインワンの赤道儀ですか。まさに理想ですね。
ただ、赤道儀を新調しなければならないので、まだ先になりそうです。
EM10快調で良かったです。EM10の改造は今、すごい人気です。

投稿: ほんまか | 2017年2月16日 (木) 21時34分

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