MM VC. MC その2
==追記==
モノクロ版のノイジーな原因が分かりました。ガイドが決まりすぎでした。
モノクロ版の処理が終わりました。
FSQ85ED + ASI1600
MC-Cool(非冷却) MM+ SS-one CMOS Cap.
ゲイン 10/25 15秒×246枚
SS-oneポタ赤 + ASI120MM + SS-one AutoGuider
星が丸くなくちょっといびつです。最初はガイドエラーかなと思ったのですが、すべてのコマで同じような形なので、スケアリング不良かなと思います。あと、なぜかちょっとノイジーです。
カラー版との比較。
やっぱモノクロは明るいので、淡い部分の写りが全然違います。しかし、解像感の違いは、予想どうりあまり感じません。あと、モノクロの方はちょっとピンぼけですね。
カラー版とモノクロ版でLRGB合成してみました。
MM+MCの方が2倍の撮影時間かかっているので良く写ってるのは当然です。比較するなら、MM+MCのコンポ枚数を半分にしないといけませんね。仮に、やったとしたら、それほど差がないように思えます。
ということで、差がはっきり分からない結果になりました。対象があまり良くなかったですね。あと、差を出すなら、もっと露出時間をかけないといけないと思います。
いちおう、理論的な考察としては、LRGB撮影でLとRGBを同じ撮影時間、カラーフィルターの透過率を50%と仮定すると、LRGBは、カラーに比べて同じ撮影時間で1.5倍光を多く集められることになります。
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コメント
ほんまかさん
RGB原色フィルタなのでかなり透過率が落ちるんでしょうね。
Fの大きな鏡筒で系外銀河を撮影しようと思っていましたがモノクロに比べてカラーはかなり時間掛けないと難しそうですね。
MMでL+MCでRGBはありなのでしょうか。
1枚目の写真はMCではなくMMですよね。
投稿: Bergamot | 2017年3月 5日 (日) 22時14分
Bergamotさん、
淡いもの狙いでは、LRGBの1,5倍の光量は大きいと思います。総露出時間が長ければ長いほど、この差は効いてくると思います。逆に1時間くらいなら、わざわざカメラ変えてピント合わせ直すなど面倒なことやるより、そのままコンポ枚数増やした方が楽かと思います。
結局、最後は財力になると思いますが。余裕があるなら、MMを加えるのもありかと。
たぶん、モノクロ初めて使うと、明るいのでびっくりすると思いますよ。まぁ、その感動を味わうのも良いかと。
火曜の夜も撮影できそうなので狙っているのですが、ダメなら、このままご返却します。
投稿: ほんまか | 2017年3月 6日 (月) 17時23分
ほんまかさん
カラーで長時間撮るか途中でモノクロに変えて短時間で明るいL画像を撮るかの選択ですね。
モノクロカメラは持ってないですね。
ほんまかさんはこの結果を見てMCを新たに買おうとおもいますか?
悩みどころですね。
財力にものを言わせて買っちゃおうか。
カメラ返却はいつでもかまいません。
もし火曜日に撮影できるならやってみてください。
返却の際は着払いで送ってください。
色々ありがとうございました。
投稿: Bergamot | 2017年3月 6日 (月) 22時01分
Bergamotさん、
MCはほしいですね。やっぱフィルターワーク面倒なので。
先にMCを持っていたら、MMを買うかどうか微妙ですが、
お金があるならやっぱ買うと思います。
LRGBでなければ、冷却以外、デジカメとそう変わらないと思うので。
もし、私がMMとMCを両方もっていたとしたら、
まずMCで最低限のフレームを撮影して作品の完成を確定したうえで、余裕があれば、あとは最後までMMでフレームを重ねるような 撮影になると思います。
途中で曇ったらそれでおわり、気合が入った場合は朝までMMで取り続けるみたいな。
投稿: ほんまか | 2017年3月 6日 (月) 22時22分
ほんまかさん
大変参考になります。
前向きに考えてみたいと思います。
MCが帰ってくる頃にはMMが手元にあるかもしれません。
投稿: Bergamot | 2017年3月 7日 (火) 18時01分