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2017年3月 4日 (土)

MM VC. MC

昨晩は久々に晴れたので、東秩父に撮影に行ってきました。

実は、ある方から、ASI1600MC-Coolを借り受けておりまして、カラーとカラー&モノの比較をしてほしいという使命を受けていたので、昨晩は、その撮影に行ってきました。

カラーの比較ですから、ほんとは色彩豊かな星雲を撮り比べてみたかったのですが、もう冬の星座は西に大きく傾き、撮影対象になりません。仕方がなく、M81/M82を撮ってきました。

今日は、ASI1600MCでの画像を処理したのでアップします。

1703041FSQ85ED + ASI1600MC-Cool(非冷却) + SS-one CMOS Cap.
ゲイン 10/25  1分×76枚
SS-oneポタ赤 + ASI120MM + SS-one AutoGuider

ちっちゃ! 換算焦点距離900mmでもこんなちっちゃいんですね。拡大してみましょう。

1703042
難しい対象ですね。輝度差が大きすぎる。どうでしょうかね。普段撮ってる対象でないので、いいのか悪いのか分かりません。

明日以降、今度はMMの画像を処理してアップします。元画像を見る限りでは、解像感とか、そう差は見えないように思えます。というか、MMとMCの解像感の違いがはっきり分かるには、気流の状態とか、ガイド精度とか、そうとう高いレベルで良くないと、差がでないような領域に来ている気がします。

ただ、明らかに違うことがあります。カラーは暗い。フィルター通すとこうも暗くなるものかと最初は驚きました。なんか、モノクロのあと、カラーとると損した気になります。

そう考えると、LRGB撮影って、面倒ですが、一番効率の良い撮影方法ですよね。同じ撮影時間なら、明らかにLRGBの方がとりこんだ光の量は多いわけですから。

まぁ、比較はモノクロ版の処理が終わってからということで、今日はここまで。

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