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2017年3月 9日 (木)

電子ファインダーを使った極軸合わせ

先日の記事で、電子ファインダーによる極軸合わせの期待が高ったため、原理をちょっと解説します。

1 赤道儀をセッティングしたら、目分量で極軸をだいたい合わせます。
2 電子ファインダーを適当に空に向け、「極軸合わせ開始」のボタンをタップします
3 電子ファインダーが星図マッチングをかけ、向いてる方向の座標を特定
4 電子ファインダーが赤道儀を自動で動かし、適当に別の空に向けます
5 電子ファインダーがさらに星図マッチングをかけ座標を特定、この時点で極軸のずれが計算できますので、(2点アライメントの原理)
6 極軸を合わせるため、近くの1~2等星に自動で向き、もし極軸が合ってたら、その星があるべき位置に○が表示されるので、そこに、極軸の上下水平微動を使って実際の星を合わせる

以上です。

ユーザがやることは、2の開始ボタンをタップすることと、最後の星を○印に合わせるだけです。あとは、全部自動で行われます。

この方式の最大の利点は、もちろん、北極星が見えない場所でもできることと、それから、赤道儀のアライメントが既に済んでいますので、自動導入において同期が不要なことです。極軸合わせが済んだら、即、対象にGOTOできます。また、極望のセンター出しも必要ありません。

精度は電子極望に比べて悪いでしょうけど、オートガイド前提なら、十分な精度は得られると思います。

もちろん、現在はこの機能に対応していません。余裕ができたら組み込みたいと思います。

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コメント

すごいですね。撮影がとてもはかどりますよね。ファインダー開発の成果ですね。新製品の開発期待しています。なかなか時間の余裕がないかと思いますがバージョンアップも期待しています。

投稿: ぴっぴ | 2017年3月 9日 (木) 21時52分

ぴっぴさん、
ありがとうございます。
撮影がはかどるというか、こちらの方がスマートですよねいろいろなソフト起動するより。更に言えばオートガイドのキャリブレーションも要らないですから。

ぜひ実装したいとこですが、忙しくて当分はできそうにありません。

投稿: ほんまか | 2017年3月 9日 (木) 23時16分

撮影地の自由度が上がりますね。
撮影したい空が見えてれば極軸合せが容易にできるなんてとても期待が大きいです。
うん十年前にはこれほど進歩するとは思いもよりませんでした。
これからに期待してます。

投稿: たくまー | 2017年3月10日 (金) 17時36分

ほんまかさん、
その節はお世話になりました。
電子ファインダーで南側の星で極軸合わせできれば、ニワトリ、ベランダ撮影の方々には自分も含めて大きな武器になることは間違いないし、ニーズも多いと思います。後はどれ位の精度で合わせられるのかという事になりますね。頑張ってください!期待しています。

投稿: Matt | 2017年3月10日 (金) 18時50分

電子ファインダーでの極軸合わせ楽しみですね。
北極星方向が曇っている時もありますのであるととてもいい。コントローラーも楽しみにしております。

投稿: きみ | 2017年3月11日 (土) 16時28分

たくまーさん、Mattさん、きみさん、
みんなまとめての返答、申し訳ありませんが、
みなさんご期待くださりありがとうございます。

他にもメールとか期待されているのは伝わってきます。
今、やるべきことはたくさんあって、すぐにはできませんが、いずれは対応したいと思います。」

投稿: ほんまか | 2017年3月11日 (土) 20時17分

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