次試作機の作成開始
SS-oneトラベラー、星まつりで思いのほか評判が良かったので開発ペースを上げてます。次の試作機の開発に着手しました。前回までは基本的な構造や形を検証する試作機でしたが、今回からより製品に近く、重量や製造コストを重視した設計にしました。
部品の方は揃ってきており、とりあえず極軸微動だけ出来ました。
微動装置の重さは960gでトータルでは机上の計算で3.5kくらいになりそうです。このクラスで3.5kというのは相当軽いです。モーターも混みですからね。GP2よりも軽いし、SS-one Miniと比べてもMiniは微動装置が別に必要なことやトラベラーのウエイトが少ないことを考慮するとトータルで軽いです。
ウォームホイルは最初、市販品を利用すると言いましたが、結局特注することになりました。少しでも軽くするには市販品じゃ無理でした。やはり特注しかなかったです。
モーターは通常のハイブリッドモーターより2倍、PM型モーターより8倍の分解能をもつモーターを採用。これに1/128のマイクロステップと組み合わせることにより減速ギアの段数を減らせます。SS-one Miniは2段ギアですが、トラベラーは1段ギアで、ギア段数を減らすことによりバックラッシュを減らすことができます。(ちなみに通常の赤道儀に使われるギアードモーターの減速段数は4段以上)
これから本体部分を作ります。できたらまた上げます。
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こちらは昨日一生懸命に作ってやっと5個できました。晴れたらピント合わせに行って、それから出荷です。
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