新しいポタ赤のアイデア
星景写真が大はやりです。
ところで、星景写真と言えば、一軸のポタ赤に自由雲台というのが一般的のようです。(これを望遠レンズまで拡大するのは絶対的に間違え)
しかし、これ、少し考えると無駄なように思えます。自由雲台自体、名前のとおり多自由度を持ってるのに、わざわざそこへもう一軸加える。自由雲台の球体自体を一定方向に回転できれば、それで赤道儀になると思うのですが、イメージとしてはこれに近いかな。
http://www.take-online.jp/products/?pid=1463017975-558106
これのリング状の部分を恒星時で回転できれば、そのまま赤道儀になりそうです。
もっといえば、球体をモーターで自由に制御できれば、それでそのまま赤道儀なりそうです。そんなモーターないかなと調べてみたら、ありました。
球面超音波モーターというらしいです。
https://youtu.be/2BkmjnfeT1I
これを天文で利用するのは、今すぐには、コストや分解能の面で無理そうですが、いつの日にか、という夢は抱かさせます。
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コメント
面白いアクチュエータですね
赤道儀にするにはトルクと最小回転角がキモになりますね。
今すぐ思いつくのはビデオカメラ用の3軸ジンバルへの応用かな。
投稿: koukiatu | 2017年8月10日 (木) 22時24分
koukiatuさん、
そうですね。
3軸ジンバルや、監視カメラなどでしょうね。
この分野、特許も頻繁に出願されていて、コスト的になかなか難しいかもしれませんが、超音波モーター自体はオートフォーカスレンズにも利用されているので、そう難しい技術でないと思うのですが、どんなんでしょう。いずれにせよ、ドローンのようにあっという間普及してしまう技術もあるので、メーカー側は新技術に敏感であってほしいです。
投稿: ほんまか | 2017年8月11日 (金) 00時23分