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2017年9月10日 (日)

SS-oneトラベラー 形ができた

SS-oneトラベラーのもう第4試作機になりますが、赤緯部も取り付けて形になってきました。ウオームギアとモーターをまだ取り付けていないので、実際には使えませんが、ここまでくるといろいろ評価できます。

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また、写真にあるようにバッテリーホルダーも出来ました。

重さは今のところ3kgですが、モーター2つで500gするので、3.5kはさすがに無理そうですが、当初の目標の4kは切りそうです。

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極軸微動部と本体を分解したところ。後ろの紙はB5です。A4じゃないですよ、B5です。小ささが分かって頂けると思います。(天文ガイドがちょうどB5です。)

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厚みは最大10cmで、固定ハンドルなどの出っ張りがありません。実はこの出っ張りのない構造は苦労したところです。出っ張りがないことによりパッケージングした時に収まりが良いです。また四角いウエイトも収まりのよさに貢献してます。

FSQ-85EDを載せてみました。バランスはOKです。

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気になるイナバウアー。

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天頂よりやや北から南を通る天体はまず大丈夫です。カシオペアあたりは厳しいかな。

搭載重量はこのFSQ-85EDが上限かな。これ以上重い鏡筒はあきらめてください。赤道儀が軽いので鏡筒も軽いBORG90FLあたりがベストマッチと思います。いつかは買いたいと持ってるのですが。

6cm級の鏡筒ならウエイトいりません。シャフトの重さだけでバランスします。イナバウアーできる範囲も広がります。これなら車の中で安心して爆睡できます。(雲が出たとか、バッテリーが切れたとかはなしで)

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さて、ウオームギアとモーターを取り付けるか、これが実に難しい。

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コメント

(*゚▽゚)ъ
微動装置込み、赤緯体込みで4kg切るのは十分軽いです。強度は重量的に同クラスのAPと比べても、格段に高いのではないでしょうか。

バッテリーホルダーも良いですね。
折角2本のレールがあるので、ホルダー同様にレールを使って「バッテリー押さえ」もあったほうがいいです。バッテリーが上にきたとき、落っこちてくるんです。

投稿: HUQ | 2017年9月10日 (日) 19時30分

HUQさん、
本体部分は、箱形構造なので強度は高いです。側板が薄いので心配しましたが、HUQさんの言うとおり、側板の厚みはほんど関係ありませんでした。
強度に不安があるのは、微動装置部分の上下方向です。
パワーアップも考えているのですが、
月惑星撮影の赤道儀でもないし、高い剛性が求められるノータッチガイドは前提としていないので、ここは割り切ろうとも思ってます。

バッテリーフォルダはやってみたら、落ちました。
おっしゃる通り、上下で挟む構造にしたいと思います。

投稿: ほんまか | 2017年9月10日 (日) 19時49分

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