【青ハロ覚悟】「中一光学 135mm F2.8」結果、ニッコール・ヨンサンゴ続報
昨晩は良く晴れたので、いつもの秩父は美の山公園まで撮影に行ってきました。
まずは、買ったばかしの、中一光学135mmF2.8。結果をご覧ください。
中一光学135mmF2.8->F4 EOS 6D ISO1600 2分×25枚
SS-one Mini + SS-one AutoGuider Pro オートガイド
値段からするとまぁまぁですね。天体用として十分使えると思います。フルサイズ周辺はだいぶ流れています。特に右下がひどい。あと、パープルフリンジはやっぱでますね。ただ、前回のオリンパスのように醜くはなく、割り切れば楽しめると思います。このパープルフリンジはフォトショップのカラーノイズ軽減で消せます。
心配した無限遠でのピントですが、ピントリングを回しきったところが無限遠でジャスピンでした。ジャスピンで赤ハロが目立ったので、少しピントリングを戻したところで合わせました。
ピントリング最端でジャスピンというのは、よくここまでジャスピン出せたなと逆に関心してしまいますが、製品の個体差によって、どうなのかちょっと心配になります。この個体に関しては大丈夫そうでしたが。
APS-Cサイズにトリミングしたのがこれ。
次に、フォトショップのカラーノイズ低減をかけたのがこれ。
それをさらにAPS-Cサイズにトリミングしたのがこれ。
結論
割り切れば、天文用として十分遊べる。安いので、ツインシステム構築に良いかも。周辺像悪いので、モザイクには向かない。
このレンズほしい人は、こちらから販売しています。価格は16,000円送料740円になります。
http://shop.ss-one.net/?pid=125032455
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さて、次は、ニッコール400mmF3.5の続報です。前回はフルサイズデジカメで撮りましたが、今回はフォーサーズCMOSカメラで撮ってみました。フォーサーズの高い拡大率に耐えられるかどうか。結果はこちらです。
Nikkor ED 400mm F3.5->F4
ASI1600MM + SS-one CMOS Cap リアルタイムダーク、コンポジット ゲイン10/25
RGB: 各1分×24枚、8枚ごとにリアルタイムコンポジット
SS-oneトラベラー + SS-one AutoGuider Proでオートガイド
FSQに比べると、星がボテッとしていますが、十分ではないでしょうか。とにかくF4というのは明るくていい。画像処理していてもS/Nの良さを実感します。星像に関してはさらに半絞り絞ればもっと良くなると思います。
残念なのは、左側が片ボケなこと、これはEOSマウントのせいです。今回ガタを取るため、1mm厚のシムを挟んだんですが、まだガタつきます。ZWO製ですが、これはほんとなんとかしてほしい。
メジャーな対象はFSQで、淡い対象はF4でこのレンズで、と使い分けできそうです。まだまだ売りたくないレンズですね。
それから、サポートリングを作って取り付けました。これなくても十分頑丈なのですが。
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コメント
お~! この価格で思ったより使えますね。特に輝星の光条が綺麗。オールドレンズの135あるけどちょっとグラつきますね(笑)
投稿: やまのん | 2017年11月15日 (水) 09時50分
やまのんさん、
SS-oneショップで売ってますので、ぜひ買ってください!
投稿: ほんまか | 2017年11月16日 (木) 17時19分