多目的電動雲台の開発--まずはタイムラプスとして
下取り品のSS-one2軸コントローラがいっぱい集まってきています。
CMOS Cap.などはラズパイの再利用ができますが、こいつは利用法に困ってしまいます。中古で売ってもいいのですが、事実、自作のポタ赤を作ったのでそのコントローラにほしいという人に中古で売りました。が、中古で売っても大してもうけもないし、つまらないので、このような電動雲台を作ってみました。
真っ先に思う使用方法はタイムラプスですね。SS-one2軸コントローラは、シャッターコントロールできるので、タイムラプスにはもってこいです。しかも2軸なので、今までの1軸と違って、表現の幅が広がります。
あと、エンコーダーも付いているので、手で動かして、その動作を記憶させ、それを任意のタイムスケールで再生できます。
中古のコントローラを利用するのでお値段も安いです。あと、パソコンやスマフォからも操作できるので、パソコンを遠隔操作できれば、リモートコントロールも可能です。
いろいろ応用が広がりそうです。とりあえず、2軸のタイムラプスとして完成を目指したいと思います
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コメント
タイムラプス架台 良いですね。
実のところ、自作スライダーで移動、KenkoのKDSマウントで水平・仰角、そしてシャッターと4ch
(将来的にはフォーカスとズームも)などという構想の下にちまちまと製作しています。
現在はアナログ的に動かしているだけですが、星用では露光中は各部が動かない Motion Star Time-lapse という制御が必要になり
ラズパイでコントロールをと目論んだまま、パラメータの入力をタッチパネルでなんて欲張ってはみたものの
タッチパネルをどう扱えば良いのか皆目分からず放置状態です。
シロップ ジーニーを買っちゃえば手っ取り早いのですが懐具合と自作の虫がタッグを組んでいるので悪戦苦闘しています。
投稿: | 2017年12月 3日 (日) 20時44分
名無しさん、
アナログでは使えるとこまで出来てるんですね。
ぜひ、完成させてください。
モーションスタータイムラプスというのですね。
いろいろ知らないことがいっぱいの世界です。
投稿: ほんまか | 2017年12月 3日 (日) 21時55分
ほんまかさん
とりあえず2軸ですがステッピングモーターのドライブ基板にタイマーIC555で作ったパルスを放り込んで連続動作させています。
VRで速度を変えているので再現性に問題があります。
これらをデジタル制御してモーションコントロール出来れば動作を繰り返してテストあらかじめ構図決めが出来るのですが
Sirp の genie 等はスマホでコントロール出来て夢のようなマシンなので買ってしまえば楽なんですけど。
モーションスタータイムラプス というのはジーニーを発売しているシロップが言っている用語のようで他社では別の呼び方をしていたような。
要は Stop-Motion-Stop する事により露光中に日周運動とモーションが緩衝しないようにしたり、モーションの後にディレイを入れて振動を拾わないようにも使います。
この手の機材は例えばSKYPIX社等もありますが、まあプロ用なので金額的に手が出ません。
まぁ、とりあえずラズパイ2に安いタッチパネルを買ってみたけれどGPIOに空きが無いことがわかりどれを買えば良いのかも分からず
それ以前にArduinoの方が良いのか? なんて段階から前に進めていません。
投稿: | 2017年12月 3日 (日) 22時45分
ほんまかさん
流用のアイデアですが、経緯台用のコントローラーになりませんか?
ポルタなどを座標入力でもいいので、主要な星から対象まで導入できると便利そうです
イメージとしてはかつてのスカイセンサー系の極軸合わせてないモードの感じです
投稿: MASA | 2017年12月 4日 (月) 10時11分
名無しさん、
ラズパイは精密な時間間隔を得るには、デバイスドライバレベルから作らないといけないので、モーター制御には不向きと思います。
Arduinoの方がいいと思いますね。
投稿: ほんまか | 2017年12月 4日 (月) 15時22分
MASAさん、
単なる経緯台コントローラなら、セレストロンとかミードとか安くて良いものがあるので、私はわざわざ作らないですね。
ただ、経緯台の追尾撮影は研究中なので、その過程で経緯台コントローラは出てくると思います。
投稿: ほんまか | 2017年12月 4日 (月) 15時26分
ほんまかさんなら露光中は追尾できるタイムラプス架台が作れそうですね。ベースは経緯台でもオーソドックスな2軸でも、原理的にはどちらでもいけると思います。
(経緯台の方が、操作が直感的にいけるかもしれませんが。)
既存のタイムラプス映像を見ると、星が結構大きいと感じるものがありますが、露光時間中の星のズレが無関係ではないと推測します。
ただ、そこまでのクオリティを求める需要がどこまであるかは未知数ですし、カメラの高感度性能が上がってくると、ほぼ解決する問題ではないかと思いますが。
投稿: betuzan | 2017年12月 4日 (月) 23時26分
betuzan さん
以前にPENTAXのアストロトレーサーを併用してタイムラプス撮影をしてみました。(露出30秒)
星は点像に近くまた暗い星も写りますが、コマ間で星の隙間が出来てしまう(比較明合成をすると点線になる)ので
動画として繋げるとカクカクとした動きになってしまいました。
露光間追尾とモーションを組み合わせた時にどうなるか想像していますが
動画の場合はある程度のモーションブラー(被写体ブレ)がないと滑らかに見えないので
点像だとフレームレートをかなり上げる必要があり
また一般的な星空タイムラプスの星景などの場合は位置制御が難しいかと。
※ 上の名無しは私です
(ブラウザを変えていたので設定が消えていました)
投稿: koukiatu | 2017年12月 5日 (火) 01時22分
betuzanさん、koukiatuさん、
実は、タイムラプスとは無関係に、この経緯台で追尾撮影できるようにすることを考えていました。だから「多目的電動雲台」と名乗りました。
3軸制御で写野の回転にも対応します。
追尾とタイムラプスの組み合わせも考えましたが、私は逆に地上風景がぶれるのではと心配していましたが、koukiatuさんのおっしゃるような事もあるのですね。確かにその通りだと思います。
ただ、これで追尾撮影できるなら、タイムラプスと組み合わせることに何の困難もないので、オプションとしては可能になるかと思います。
投稿: ほんまか | 2017年12月 5日 (火) 10時06分
うーん
出来上がったコントローラーをアレンジしていただいて購入した方が手っ取り早いかなぁ。
NPMのモーターは以前にEM-1のモーター換装と基板を作り直した時にオーダーしましたが
受注生産とかで納品まで40日くらいかかって分解したEM-1を前にして途方に暮れていました。
投稿: koukiatu | 2017年12月 5日 (火) 23時12分
いっそのコト、ステラナビゲーターみたいに、エンコーダーのみで導入支援だけってのは、どうでしょうか?
投稿: 日本のバンカー | 2017年12月 6日 (水) 07時50分
スミマセン、ステラナビゲーターじゃなく、ステラガイドでした。。
投稿: 日本のバンカー | 2017年12月 6日 (水) 07時56分
日本のバンカーさん、
そうですね。それもありですね。
観望用の経緯台としても考えています。
ただ、微動とかも考えるとやっぱモーターはほしいので、
AuyoGuider Proと組み合わせて、ProのGOTO機能で
導入支援を考えています。
投稿: ほんまか | 2017年12月 6日 (水) 08時38分