さらば色収差
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緊急不具合情報発令中です。前の記事を参照
。。。
レーザーコリメーターと、コリメーションアイピースを買いました。
コリメーションアイピースは使い方が良くわからん。とりあえず、覗いて、すべての円が同芯になるように、できるだけ調整しました。完全には無理でした。
コマコレクターも買いました。SkyWatcherのコマコレクター(F4)です。反射はなんだかんだで結局お金がかかる。
バーダーのMPCCと悩みましたが、MPCCが納期かかることと、両方使ってる人のブログ見たら、コマコレクターF4の方が良いとありましたので、これにしました。
このコマコレ、SkyWatcher専用のような宣伝ですが、汎用的に使えるようです。ただ焦点距離により微妙にバックフォーカスが異なり、焦点距離600mmの場合は、51.66mmだそうです。細かい。
バックフォーカスを調整するために笠井のM48マイクロアジャスターを買いましたが、光路長が足りず、手持ちのリングをあれこれ組み合わせていたら、ZWOのASI071MC-Coolに付いていたM48-Tリングアダプターを根元までネジ込めば、ちょうど51.6mmくらいになることが分かりました。
さっそく撮影に行こうと思ったのですが、昨晩は風が強かった。止まってる車が揺れるほど。この風で、換算1200mmの焦点距離はさすがに、SS-oneトラベラーには無理だと思ってたところ。
お客さんから預かってあるEM200に目が。。。どうせテストのためこのEM200を持ち出すわけだから、ついでに撮影してしまおう。と、一石二鳥!! 秩父まで行きました。
秩父に着くと結局、風はほとんどやんでました。
こんなにずれている。出る前にちゃんと光軸合わせて来たんですが、もうこんなにずれています。ただ、修正はそれほど大変ではありません。
EM200は結局5台改造したのですが、どれも素晴らしいです。安定感、オートガイド性能、自動導入精度、どれをとっても安い赤道儀とは別次元です。確かに重くて運ぶのは大変なのですが、一度設置してしまえば、操作が楽です。極軸がずれることもなく、クランプ緩めれば、軽く触るだけで、スーと、動き、ピタッととまる。ほんと凄い。高いだけあります。
見てください。この完璧なガイドグラフ。
しかも、これが2時間、3時間ずっとこのままなのです。
でも重いのはやっぱやだな。
さて、撮影結果です。バラ星雲を撮ってきました。
銀次改造+SkyWatcherコマコレクター(F4) 600mmF4
ASI1600MM + SS-one CMOS Capture ゲイン10/25
L : 1分×40 RGB 各1分×20枚 トータル100分
EM200 + SS-one AutoGuider Proでオートガイド
銀次やりますね。コマコレがいいのかな。
FSQと比べると、星は大きいのですが、とてもすっきりしています。十字の光条と合わせて「光ってる」って感じがします。それにフィルターごとに星の大きさがまったく同じなのでほんといいです。Bが肥大することもなく。撮影も画像処理も楽です。これでフィルターごとにピント調整することからも解放されます。
それにこの画面からはみ出さんとするほどのクローズアップ感。やっぱ、これぐらい迫力ある方がいいですね。
再周辺ではコマがまだ残っています。まだ最適なバックフォーカスがあるのでしょうか。Tリングヘリコイドがあるので、こんどバックフォーカスを探ってみたいと思います。
あと、斜鏡のヒーターも考えないと。とりあえず、この銀次、使えることがわかり、ほっとしています。
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コメント
負荷の軽さも相まって追尾は好調ですね。
単焦点ならほったらかしガイドで十分でしょうか。
今回お願いしたEM-200はオーバーホールから帰ってきてすぐの赤道儀なんで余計に調子いいのかもしれないですね。
投稿: たくまー | 2017年12月27日 (水) 00時24分
たくまーさん、
よい赤道儀ですね。
ピリオディックモーションの幅も少ないので、
500mm以下なら、ノータッチでもいけそうです。
極軸精度も高いですね。
投稿: ほんまか | 2017年12月27日 (水) 18時41分
ありがとうございます。
本日到着しました。
今度SS-one シリーズを全部組み立ててキチガイをお披露目せねばなりませんね。
運用楽しみです。
投稿: たくまー | 2017年12月27日 (水) 20時21分