【青ハロ覚悟】「Tamron SP 300mm F2.8 LD(IF)」
このブログのコメントでおなじみの「たくまーさん」がレンズを貸してくださいました。
まず最初は、ひときわ目を引くタムロンのサンニッパ。すぐさま、秩父に撮影へ。実はもう先週撮って来たのですが、発送が忙しく画像処理できず、ほったらかしに。やっと時間が取れたとので処理できました。
まずは開放F2.8から、
Tamron SP 300mm F2.8 LD(IF)開放
EOS 6D ISO1600 2分×16枚
SS-oneトラベラー + SS-one AutoGuider Pro
次は、一段絞りのF4
Tamron SP 300mm F2.8 LD(IF) -> F4
EOS 6D ISO1600 4分×16枚
SS-oneトラベラー + SS-one AutoGuider Pro
最後に両方を合成したもの。
結果
なかなか良いですね。多少パープルフリンジが出ますが、星もシャープで開放から行けます。F4に絞ってもパープルフリンジが少し減りますが、あまり変わらないので、フラット補正するなら開放でも良いと思います。
シグマやタムロンのサンニッパならヤフオクとかで5万円台で買えますので、コスパ良く天体写真を楽しめます。それにF2.8とかF4以下だとやっぱ、相対的にノイズが減るので、画像処理が楽です。簡単に星雲を浮き上がらせることができます。望遠鏡でF4以下というのは高級機の部類に入りなかなか難しいのですが中古のカメラレンズなら安く買うことができます。
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コメント
こんばんは。
ほんまかさんに使って頂くとレンズの性能が発揮されますね。
サンニッパでM31を撮った夜こんなに星があるんだ!と改めて感動感心しました。
CMOSとの組み合わせにも期待してますがスケアリングの問題がありましたね。
一眼でもマウントアダプターの精度など問題結構有ります。
投稿: たくまー | 2017年12月18日 (月) 22時17分
たくまーさん
ありがとうございます。このレンズ気に入りました。
実はまだ作例があるんです。
ずいぶん前に購入されたのですね。
確かにCMOSでやってみたいのですが、F2.8であの片ボケだと、なんかやる気が起きなくて。
投稿: ほんまか | 2017年12月19日 (火) 09時55分
遅い投稿ですみません。私もかつてのミノルタα用のSP300 F2.8を持っていて今はアダプターを付けてソニーのα7Sで使っています。一つご意見を伺いたいのですが天体撮影の場合、差し込み式フィルターはどうされていますか? 「光学設計上は入れてあることを前提」との話も聞きフォーカス的にはよいのかと思う一方、レンズ前部のフィルターと二重になってもと迷うところです。ここに天体用のフィルターでも入れられれば良いのですが43㎜という中途半端では。。。
投稿: いとう | 2018年11月29日 (木) 20時30分
いとうさん、
差し込みフィルターですか。
私はあまり気にしないで、そのまま使っています。
確かに光学性能上は、このフィルターも考慮されて設計されていると思いますよ。
レデューサーとか、バックフォーカスが0.1mm違うだけであれだけ違ってくるので、差し込みフィルターは外さないほうがいいように思えます。
投稿: ほんまか | 2018年11月30日 (金) 13時34分
早速のご返答ありがとうございます。私もそう思います。同じお考えで安心しました。
前部のフィルターは112mmと大きいので、どうせなら差し込み部活用で43㎜で光害軽減フィルターなどがあると良いのですけども。。そんなニッチなものはないですね。
ありがとうございます。
投稿: | 2018年12月 1日 (土) 13時07分