あけましておめでとうございます。
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
ブログの更新もせず、何してたかと言うと、「電子望遠鏡」の製作に没頭していました。ハード、ソフトともかなり進みました。これに関しては最後にまた。
まずは、冷却はCMOSカメラが揃ってきました。
左から、星見屋さんから借りている「ASI224MC-Cool」、Bergamotさんから超格安で購入した「ASI1600MC-Cool」、たくまーさんから借りている「ASI071MC Pro」。
何一つ、正規で購入したものがないというずうずうしい、ほんまかでした。皆さんの善意で支えられています。感謝感謝です。
「ASI1600MC-Cool」があるということで、MMとMCによるハイブリッド撮影ができ、撮影の効率があがりそうです。
また、
ASI1600MC
ASI071MC
ASI1600MMフィルターローテート撮影
の撮り比べができそうです。それぞれ一長一短があると思いますが、違いが知りたいですね。ほんとは、ASI294MCとか、CCDの8300とかとも比べたいのですがそれは無理。
ほんとに、ガチで撮影した機材比較って、ありそうでないんですよ。撮影対象が違っていたり、単なるダークの比較とか、そんなのはいっぱいあるのですが。
さて、今年も新製品がいっぱい出ます。
SS-oneトラベラー
これはもう私の手を離れて、あとは業者次第です。すでに依頼を出していて、試作機、量産という運びになります。夏の天の川が上がってくるころには。
2軸タイムラプス
優先順位は低いのですが、今年中にはなんとか完成させたいのですが。まったくの新規の部分が多く、難航すると思います。
電子望遠鏡
今一番、力を入れているところです。この正月、頑張ってかなり進めることができました。
使用するCMOSカメラはまだ決まっていないのですが、とりあえず、カラーならどれでも使用できるようにするつもりです。ただし、機種によって写り具合はかなり違います。
液晶は、3.5インチと、CMOSベータや、Proと同じですが、解像度が800×480に上がっています。従来の解像度でオープニング画面を出すと、こんなに小さいです。解像度の高さが分かると思います。 ただ、タッチパネルがないので、操作はすべてゲームパッドです。
カバーケースの試作機も今月中旬に出来る予定で1月中にはかなり使える形になると思います。印刷機能もあれこれ考えています。
完成すれば、新たな天体観測の楽しみ方が増えると思います。電視観望もそうですが、その場で撮影して画像処理して印刷するという「ライブ天体撮影」。楽しいですよ。きっと。写真メシエマラソンとか。
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SS-one AutoGuider Proの再販売はないか、かなりたくさんの方からお問い合わせ頂いています。すでに2回の販売で60台出たのですが、まだまだ需要がありそうです。計画ではトラベラーの後に作る予定です。トラベラーの前に作ってしまうと、トラベラーが財政的に作れなくなるリスクがあるためです。また30台すぐ完売する見込みがあるなら今すぐ作ってもいいのですが、とりあえず、ほしい人は要望を出してください。
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コメント
さっそくですがSS-One AutoGuider Proの再販開始を希望いたします。よろしくお願いいたします。
投稿: oniku takeda | 2018年1月 8日 (月) 07時32分
私もProの再販を希望します。現在、SS-One MiniをPro仕様で使っていますが、大変便利なので、以前に改造していただいたEM10についてもProに更新したいと考えています。よろしくお願いいたします。
投稿: dadada | 2018年1月 8日 (月) 09時53分
ご無沙汰しております。
電子望遠鏡は凄く楽しみにしています。
所属するサークルで観望会をやっていますが電子望遠鏡の登場で画期的に変わると思います。
眼視では惑星や月、明るい星団くらいしか見ることができません。
ライブスタッキングができるなら、そこそこの星雲なんかも見せてあげることができそうです。
観望スタイルはやっぱり「覗き込む」ですね。
自分だけが見えている感が良いんだと思います。
さて、これに適したカメラを探さねばなりません。
ASI294MCはどんなもんでしょうか。
投稿: Bergamot | 2018年1月 8日 (月) 11時07分
oniku takedaさん、
dadadaさん、
ご要望ありがとうございます。
財政的に厳しいので、どれだけ重要があるか見極めながら決めたいと思います。
投稿: ほんまか | 2018年1月 8日 (月) 19時23分
Bergamotさん、
ASI1600MC-Coolありがとうございました。
ASI294MCは、感度も高く、画素数も1600MCより少ないので、ちょっとですが動作も軽くなると思います。
1600MCよりはいいと思います。ただ価格が高いので、
電子望遠鏡のためというより、普通に天体撮影用ですね。
あと、294MCはまだCMOS Capで動作確認がとれていません。
投稿: ほんまか | 2018年1月 8日 (月) 19時28分