星見屋0.73コマコレ APS-Cでの作例
昨晩も秩父に行ってきました。
星見屋0.73コマコレですが、APS-Cでの作例がなかったので、撮りに行ってきました。カメラは久々のフジX-A1です。実は、入門者向けブログでこのカメラを入門者向けに推そうと思っているので、その適正の確認のためです。
さて、結果です。いつものバラ星雲。トータル21分
GINJI-150FN + 星見屋0.73コマコレ + Fuji X-A1
ISO3200 1分×21 JPG ノイズリダクション-スタンダード
SS-oneトラベラー + SS-one AutoGuider Pro 1軸オートガイド
やっぱデジカメは赤が鮮やかですね。ただ、赤が強すぎて、中心部と周辺部の色の差が出しにくいです。こういったところは、CMOSカメラの方に歩があります。
それとあえて、ノイズリダクションをONにしてJPGで撮りました。そのため、星雲が微妙にボケています。
しかし、ノイズが少なく、コンポジット枚数を大幅に減らせるので、手っ取り早く星雲の写真を仕上げることができます。目的によっては、デジカメのノイズリダクションを有効活用しても良いように思います。 後で画像処理でぼかしとか、かけるなら、結局同じことですから。
次は、クラゲです。トータルたったの16分ですが、無理やり仕上げています。
GINJI-150FN + 星見屋0.73コマコレ + Fuji X-A1
ISO3200 1分×16 JPG ノイズリダクション-スタンダード
SS-oneトラベラー + SS-one AutoGuider Pro 1軸オートガイド
ノイズリダクションのため、クラゲの頭のフィラメントの部分が完全に潰れています。今度、もう一段弱めのNRでやってみようと思います。
さて星見屋0.73コマコレですが、APS-Cでも行けそうです。片ボケがちょっと出てるので、その辺の調整は必要でしょう。周辺減光は当然大きくなります。元画像はこちらです。
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コメント
これは無改造のX-A1ですよね?ここまで赤い星雲を描出できるなら、入門者向けとしてはじゅうぶんではないでしょうか。
僕もこのカメラを購入して星景写真を撮影し、入門者の方にお勧めしようと計画中です。
投稿: 883 Enif | 2018年2月15日 (木) 23時58分
883 Enifさん、
はい無改造です。
しかも中古でたったの1.5万円。
そんなにお金をかけられない人には絶対お薦めです。
投稿: ほんまか | 2018年2月16日 (金) 00時06分