ZWOのASI Air
ZWOのFacebookより、
スタンドアローンオートガイダーとASI USB3.0カメラコントロールとあるので、SS-one AutoGuiderとCMOS Captureと同じようなものと思われます。無線専用のようです。
本体のコネクタの配置などを見ると、完璧にラズベリーパイのようです。無線標準なので、ラズベリーパイ3Bか3B+のようです。(CMOS Captureは2B)
ケースはラズベリーパイ公式ケースのようです。ハード的にはかなり安上がりなので値段もそう高くはないと思われます。
スマフォは専用アプリのようです。SS-oneの場合は単なるVNC Viewerですが、これは専用アプリのようなので、処理をラズパイとスマフォで分担しているようです。インターフェースはスマフォ分担だとすると、反応が良いかも知れません。(ファイルがどこに保存されるか興味があります)
あと、plate solving and Sync mountとありますが、これはSS-oneの電子ファインダーの星図マッチングと、自動導入への同期信号と同じものと思われます。
私は、星図マッチングが、オートガイドカメラの画角程度の広さで、数分以内にできるとすればかなり、驚きなのですが、ミードにも同様なシステムがあるので、もしかしたら、私の知らないアルゴリズムで出来るのかも知れません。ここは非常に興味あります。もし出来るなら研究してSS-oneでもやりたいです。
あと、SkySafariのコントロールはSS-oneと同じですが、当然自動導入に対応したモータードライバーが必要ですね。
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コメント
ほんまかさん
FacebookでASIairの記事を見たとき、配線位置が明らかにラズパイっぽかったのでSS-oneからの技術提供かと思いましたが違ったのですね。
ラズパイ3だとしてもUSB2.0なのに、USB3.0カメラコントロールの記述はちょっと気になります。
写真の配線図を見ると、オートガイドカラメラのUSBをメインカメラのUSBに挿していますが、このような配線は可能なのでしょうか。
電動フィルターのUSBを挿せることは知ってましたが、USB Hubだから当たり前のことなんですかね。
個人的には液晶搭載でスダンドアローンで稼働するほうが便利ですね。
液晶表示は確かにスマホで見たほうが綺麗ですが。
投稿: minoji | 2018年4月16日 (月) 17時56分
minojiさん、
そうですね、USB3.0は紛らわしいですね。単なるカメラのシリーズ名としてUSB3.0が出てくるんでしょうね。
USBポートをメインカメラからとるのは、単なるUSBハブなので問題ないですね。
うちの売上データでいうと、SS-one AutoGuider製品で無線LANアダプタまで買う人は1割程度です。
みんな星見にスマフォまで使いたくないようです。
無線オンリーにした方が作るのが楽なのでしょう。
投稿: ほんまか | 2018年4月16日 (月) 18時05分
自分には電子回路やプログラムのことは全然判りませんが…
ほんまかさんの先見の明、回路や機械設計、プログラム等も含めて商品として仕上げる能力は天才的能力だなぁ~ とつくづく感じています。
スマフォとの連携は悩ましいところですね。
あったら先進的で便利だと思いますしいろいろ試してみたいですが、昨今は何でもかんでもスマフォな流れで、星見の間にも星座早見を見たり、SNSに投稿したりと用事があるのでいつの間にか使わなくなりそうな気もします。
クルマのドライブレコーダーやレーダー探知機・追加メーターなどもスマフォ連携が出来たりしますが、正直なところあまり使わないです。
一方で超寒い時に車の中で電子星見&撮影が出来ても面白そうとも思います。(笑)
投稿: やまね | 2018年4月18日 (水) 21時58分
やまねさん、
ありがとうございます。
褒めすぎですね。
冬の無線の重要性は感じますね。
事実、冬になると、無線アダプタの売上が増えるんです。
投稿: ほんまか | 2018年4月19日 (木) 09時45分