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2018年10月30日 (火)

SS-oneトラベラーさらなる改善、ナロー挫折しそう。

SS-oneトラベラーのモーター線を改善してみました。
まず、今までRAとDECを一本の線でまとめていたので、これを分離しました。
そして、写真のように短くしてみました。

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すでに、オートガイドアルゴリズムの改善によってガイド精度が向上していたのですが、これによりさらにガイドが安定することが分かりました。
また、今、モーターにかける電圧を上げて安定させているのですが、電圧を低く設定できるかも知れません。

将来的には、モータードライバもラズパイもすべて赤道儀本体に内蔵するので、さらに良くなることが期待できます。

中間ギアのないハーモニックドライブの場合、マイクロステップ駆動の安定性、つまりモーターのA相とB相の電圧の比の微妙な誤差が回転角にそのまま表れますので、このように電気的に安定させることが重要という、当たり前と言えば当たり前の結果ですが、やっと到達できました。

逆に、このように電気的な不安定性が解消されれば、ハーモニックドライブは極めて、正確で安定であることも分かりました。

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さて、ここんとこ中途半端に天気の良い日が続いております。晴れてはいるのですが、細かい雲がひっきりなしに通過する状態で、なかなかまとまった撮影データが得られません。

そんな中、ナローに挑戦していますが、写らないですね~。

ハート星雲にずっと挑戦していたのですが、難しい。そこで、昨晩は、パックマン星雲の方にトライしてみました。

そしたら、はじめてHα以外の存在をCMOS Capのプレビュー画面で確認することができました。嬉しかった。ということで、昨晩は薄明まで撮るつもりだったのですが、やはり雲に邪魔され、効率が悪いので、25時に引きあげました。

それでも、2時間分のデーターを得られました。

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FSQ85ED+ASI1600MM+SS-one CMOS Cap. ゲイン13/25 5分×24枚
SS-oneトラベラー@開発中

はじめてとらえたHα以外の光。ちなみにHαはたった一枚でこれだけ、

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O3の周辺減光の多さが、どれだけ強調しているかが分かると思います。

FSQの明るさはF5.3。F値が暗いと、S/Nが悪くなるのはどうにもならないですね。暗いのは、撮影時間を長くすれば挽回できるのですが、ダークで取りきれない固定的ノイズのS/Nの悪さは、もうどうすることもできず、やはり明るい光学系がほしくなります。

最初は、F4くらいの光学系を考えていたのですが、これをみるとF2.8くらいがほしくなります。サンニッパとか、でも300mmだと広すぎるかから、ヨンニッパとか。でも重すぎ。

結局、「明るさは正義」ということか。ということは「お金持ちは正義」

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2018年10月27日 (土)

SS-one星雲・星団撮影セットの開発・販売

昨日、ちょっとだけ出した望遠鏡セットですが、ここで詳しく説明したいと思います。

その前に、なぜこの望遠鏡セットを開発・販売するに至ったか、それは私の極めて個人的な、ビジネス無視の2つのこだわりがあったからです。

1 小型でスリムな望遠鏡セットへのあこがれ。
最近は、小さな赤道儀が減ったなぁと思います。ポタ赤はあるのですが。最近はエントリーモデルでもけっこう大きいというか、ごつごつした感じのが多いです。モーター内蔵が増えたのもあるし、小さいのは、ポタ赤の範疇になるからでしょうか。

だけと昔はけっこうあったんです。タカハシのP2赤道儀+FC65とか、ペンタのMS-3n+75SDHFとか。こういったものにあこがれていました。かっこいいし、使わなくても部屋においておくだけで絵になる。
今でもあこがれていますが、でも、ヤフオクとがで買う気にはなれないです。赤緯が全周微動でないから。

現代仕様でもこういった望遠鏡セットがあればいいな、と思ってました。

2 完全な天体写真撮影セットの提示
天体望遠鏡セット、特に撮影セットになると、買ってすぐ使えるものは皆無です。いろいろ買い足したり、調整したり、交換したり。もちろん、趣味の世界なので、それが楽しいし、私もむしろ、そちら側の人間。

だけど、みんながみんなそうとは限らないし。機械音痴な人、女性だっているし、あるいは無駄は一切省いて、最短で到達したい人。けっこう多いです。

私は、メーカーとか、販売店とかは、目的を達成するための、完全なセットというのを、ユーザがそれを全て選択するかどうかは別にして、提示(用意)できないとおかしいと思うんです。だって、車を買って、納品日に車を取りにいけば、そのまま乗って帰ってこられるじゃないですか。バッテリーは別で買ってください、とかワイパーも別ね、すべて揃ったら始めて乗れますよ。ていうことはないでしょ。

まぁ、そういった観点からはビクセンさんとかは頑張っているとは思いますが、まだ完全ではないです。販売店も全部揃うところは少なく、Tリングさえ売ってない販売店もあります。

まぁ、そんな思いもあって、完全な望遠鏡セットというのを組んでみたかったところがあります。残念ながら、電源だけは、いろいろあって、私は販売できないのですが、それ以外はカメラも含めて、買えば、もうその日の夜に使える望遠鏡セットを考えたわけです。
もっとも、既に持ってる部品もあると思うので、そこはマイナスオプションという方式で行きたいと思います。

つまり、完全なフルセットを基本として、必要ないものはどんどん外していくという方式です。

まぁ、能書きはこれくらいにして、それでは「SS-one星雲星団撮影セット」の紹介です。

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ベースの赤道儀はSkyWatcherのEQ3(ノーマル)です。

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鏡筒は、SkyWatcherのEvoStar 72EDです。日本では未発売です。鏡筒径がφ80より細く、すごくスリムです。なにかPentax75SDHFを思わせます。完全に私のツボにハマりました。性能の方はこれから検証です。
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SkyWatcherのEQ3GOTO仕様のモーターは凄く出っ張っていて、せっかくの小型の赤道儀が台無しです。そこでモーターはSS-oneオリジナル仕様にしました。また電子極望内蔵です。

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こちらは、赤緯のモーター。
EQ3はEQM35もそうですが、赤緯のウォーム歯数が65枚しかなく径が小さいので、剛性的に不足ですね。手でぎゅーと回してみると、歪みます。あまり重い鏡筒やリーチの長い筒は不向きと思います。EvoStar72EDくらいの鏡筒がちょうどいいと思います。

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EQ3の標準のウエイトはやたらデカイので、小型のウエイトに変えました。

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EvoStar72EDのような小型の鏡筒はどうしても、ボトムヘビーになりますが、EvoStar72ED標準のアリガタプレートは短く、バランスがとれません。そこで長いものに変えました。

このように、このセットは、単に、これとこれを合わせましたというだけでなく実際の使用にそくして調整をしてあります。

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ヒーターも事実上、不可欠品なので、もちろん標準装備。

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ヒーター付きのオートガイドカメラ。
カメラは、Eos Kiss Xxか、FujiのX-Axで考えていますが、もちろん、マイナスオプション。

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プラスオプションのカメラ三脚アダプターも開発中。
プラスオプションはもうひとつあって、レデューサー。

あと、写真にはありませんが、「SS-one Power」も標準で付きます。

このように、電源さえ買えば、ほんと、もうこのまま撮影に行けるセットです。

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このブログを見ていてくれる方は経験者が多いので、このようなセットは不要でしょう。したがって、開発までの、たとえば光学系の検証などの記事はこちらのブログに掲載しますが、開発完了後は、「入門者向けブログ」の方で、紹介や説明をしていきたと思います。

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2018年10月26日 (金)

新製品

こんな望遠鏡セットを開発中。詳細は明日。

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SS-oneオールイワンガイダー追加生産決定

大好評にお応えして、SS-oneオールイワンガイダーを10台、追加生産することにしました。1台は私の分なので、実質9台ということなります。

これがそのまま正式版になるか、あるいはベータ版になるかはまだ未定です。

設計は最初からやり直すことにしました。既存の設計ではあまりにも歩どまりが悪いので。それで変わったことと言えば、

1 電子極望はあきらめました。
2 その代わり、シャッターコネクタを1個設けることができました。-> = ディザ
3 コストが上がってしまいました。正式版の定価3円台は厳しく、45Kくらいになりそう。

ということで時期は2~3週間というところです。

すでにリリースした4台のベータ版、それと今回の9台。それぞれ問題ないことを確認し、正式版の販売は来年以降になりそうです。

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SS-oneトラベラー ガイド性能向上

以前もお話ししたと思いますが、ハーモニックドライブのRA方向に追尾に微妙な揺れが生じる問題。

そのため、星がRA方向に若干伸びるのですが、いろいろ研究して、ある程度の改善が得られました。従来のSS-oneのガイドアルゴリズムは捨てて、RA方向だけまったく新しいガイドアルゴリズムを採用したところ、やっと納得いく結果を得ることができました。

これが最新の結果です。450mm-ASI1600MM+5分。

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以前はこんな感じ。

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ハーモニックドライブの名誉のために言っておきますが、この揺れの問題、ハーモニックドライブが悪いのではなく、ハーモニックギアとモーターの間に減速ギアがないことが問題なんです。では、減速ギア入れればよいではないかと思いますが、今現在、ハーモニックギア単体では入手でず、モーター一体型しか入手できない状況なんです。

ただ、減速ギアを入れると、そこでバックラッシュが発生するので、バックラッシュ0というハーモニックドライブの特性が失われてしまいます。特にギア内蔵モーターの場合は、バックラッシュが大きく、たとえば安いものなど3°とかあるので、これは時間に直すと、7秒にもなります。

どちらが良いかは微妙な問題です。大型の赤道儀の場合は後者を選ばざるを得ないでしょう。

いずれにせよ、ハーモニックドライブというだけで、バックラッシュなしということにはならないので、そのへんは要注意だと思います。ハーモニックドライブという言葉だけでなく、減速ギアは入っているか、どのようなギアを使っているかなども重要な要素です。

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話がそれましたが、実は、まだまだ改善の余地があります。私も、減速ギアなし版のハーモニックドライブをいじりだして、いろいろ分かってきました。端的にいえば、電気的安定性がすべてのような気がします。なにせ、コントローラを手に持っているか離しているかだけで、ガイド精度が違ってきます。

今後は、モーターケーブルを短くしたり、太くしたり、究極的にはモーターコントローラを赤道儀内蔵にして、さらにガイド精度の向上を図っていきたいと思います。

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ガイドがやっと納得いくレベルまで来たので、トラベラーの製作を加速させたいと思います。ということで、部材購入のため、集金をいしたいと思います。近々再度、ご案内したいと思います。

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2018年10月23日 (火)

オールインワンガイダーのマニュアル

オールイワンガイダーのマニュアル動画が出来ました。

単体操作編

無線操作編

ベータ版ですが、一部、直しきれなかったところがあります。

1 背面ボタンによる操作と、無線操作を混在させないでください。たとえば、無線操作でガイドを始めて、背面ボタンで終了するとおかしくなります。
背面ボタンなら背面ボタンだけ、無線なら無線操作だけにしてください。無線は見るだけなら問題ありません。

2 背面ボタンが、たまに応答しなくなることがあります。
このような時は次のような状態になっています。

システムは動いているが、オートガイダーアプリが終了してしまっている。
背面ボタンはオートガイダーアプリの機能なので、オートガイダーが終了状態だと反応しなくなる。
システムは生きているので、無線操作でAutoGuiderを起動すれば問題ないですが、無線使用していない場合は、電源ケーブルいったん抜くしかないですね。

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電源は5Vになります。電源ケーブル、ガイドケーブルが付属します。

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オールインワンガイダー、大好評のようで、買えなかった人は多数いたようで、申し訳ありません。 私もなんとか、したいとは思っています。とりあえず、この4台の反応を待ちたいと思います。

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2018年10月22日 (月)

オールイワンガイダー

売り切れてしまいました。
たった4個だけだったので、2分で売り切れてしまいました。申し訳ありません。

木金、あたりに発送できると思います。それまでに動画マニュアル作っておきます。

ありがとうございました。

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本日22時よりベータ版販売します。

http://shop.ss-one.net/?pid=136281260

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2018年10月21日 (日)

三基光学館さんへ行ってきました。

今日は、移転オープンした三基光学館さんへ、行ってきました。

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私が、到着したときは、先客さんが一人でしたが、その後、ぞくぞく人が増えていき、最後には5組くらいいました。

郊外にオープンということで、車人間の私としては、ゴミゴミした都会より行きやすいです。正直ありがたい。

アルミ製品は10%OFFということで、アリガタ一個買ってきました。これも、EQ3関連製品の部品です。

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明日、夜10時に、SS-oneオールインワンガイダー販売開始します。

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2018年10月20日 (土)

シュミットのさんのセールに行ってきました。

秋葉原のシュミットさんが、引越しに伴う、在庫一掃セールを行うということで行ってきました。

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店内は人でぎっしりで、身動きもとれないほど。

展示品や、通常品も20%OFFとか、かなり安く売られていました。私が買ってきたものは。

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展示品のEQ3赤道儀。(なぜEQ3かというと、EQ3をベースにした天体撮影セットの販売を計画しています。近々お知らせします)そして、

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SkyWatcherのED80[×0.85]レデューサー。汎用のレデューサーにするつもりで買ってきましたが、対物側が特殊なネジで、2インチスリーブに変換できないですね。どうしよう。

明日は、また三基さんのセールなんだよな。行こうかな。


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2018年10月19日 (金)

HiglasiのSS-one化改造

Higlasiポタ赤の、SS-one化改造の依頼を受けましたので、SkyWatcher微動雲台と組み合わせて改造しました。

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通常、SkyWatcherの微動雲台は、あの緑色のアリガタをそのまま使うのですが、Higlasiが、アルカスイス互換だったので、特別にアルミプレートで作りました。

これで、2軸オートガイド、自動導入ができます。

また、依頼者さんのたっての希望で、Higlasiのもともとの機能を使いたいということで、HiglasiのコントローラとSS-oneのコントローラを切り替えるスイッチを特別に設けました。

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こちらは、SkyWatcher微動雲台を2軸使ったポタ赤です。本日出荷分。この微動雲台いろいろ使えていいですね。

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2018年10月16日 (火)

オールインワンガイダー、ベータテスト機完成

多大な苦労を重ね開発している「SS-oneオールインワンガイダー」ですが、やっとベータテスト機4台が完成しました。

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実は、まだ苦労は続いていて、ユーザ側から見た製品としては、ほぼ完成形なのですが、作る方からすると、ものすごい大変で、部材を10セット分用意したのですが、組み立てに失敗を重ね結局残ったはこの4台のみでした。いかに大変か分かってもらえると思います。

これじゃ、やってられないので、もう一回、設計をやり直そうかと思ってるところです。

とりあえず、考えてた機能はすべて組み込みましたの、あとは私がもっと楽をしたいだけの問題なので、この4台をベータテスト機として販売する予定です。

晴れたら、実際にピント調整やパラメータ調整を行い、あと、マニュアルを書いて販売ですね。マニュアル書くの面倒だから、動画ですますかも知れません。

機能説明

すべて75mmレンズ付きになります。ソニーのIMX291というセンサーを使っています。ソニーらしくノイズは少ないのですが、何せカラーなので、モノクロのASI120MMなどと比べると、星の写りがいまいち。あまり焦点距離の長いレンズだと、ガイド星が見つからない可能性があります。そこで75mm限定とさせていただきました。まぁ、商品の性格上、ポタ赤とか小型赤道儀向けとなると思うので、このくらいで良いのではないでしょうか。

無線搭載。スマフォなどからアクセスできます。無線を使用した場合、他のSS-one AutoGuider製品とほぼ同じになります。単体でも動作できますが、カメラのパラメーター調整、および、キャリブレーションステップの設定は無線アクセスが必須です。

カメラのパラメーター調整はこちらで出来るので良いのですが、キャリブレーションステップの設定は赤道儀に依存するので、こちらで設定する訳にはいかず、ユーザ側で設定する必要があります。ですから、無線は必須です。キャリブレーションステップの設定は赤道儀変えない限り1回行えば十分です。

なお、最近のAndroid8などは、WiFi接続した先が、インターネットにつながっていないと、勝手に切断するようで、したがって使用できません。この問題に関しては、スマフォのテザリング機能を使い、スマフォの方をアクセスポイント化する方法で解決しようと考えています。

電子極望の接続も可能。

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SS-oneポーラー2も使用できます。ただし、電子極望の機能はすべて無線必須です。時計内蔵なので、GPSも必要ありません。

ほんとは、自動導入ソフトも入っていますが、最初からいろいろ入れると、なんなんで、今回は外しました。

裏側に1/4インチカメラネジが開いています。

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テーパーは、アルカスイスプレート互換になっています。

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メインエンジンは、ラズベリーパイではなく、NanoPiを使用しています。電源は5Vで800mAほど消費します。かなり熱くなり、Fanがついていますが、これがないとシステムダウンするので急きょ付けました。

ガイドポートはST4、モジュラージャックになります。

価格

正式版の価格は、38,000円あたりを考えていますが、ベータテスト機なので、20,000円(税別)になります。

実地テスト、および調整、マニュアル製作が終わり次第、ブログにてお知らせします。

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2018年10月 7日 (日)

はじめてのSAOナローバンド撮影->失敗

やっと、天候が安定してきましたね。昨晩は一晩晴れそうだったので、久々に本格的に撮影してきました。

春に買ったナローバンドフィルターが使わずじまいだったのですが、やっと使えます。これがあればもう遠くへ行く必要がありません。近くの河原で撮影してきました。実はトラベラーのハーモニックドライブ版としても初めての本気の撮影です。

ナローバンドフィルターの効果は絶大で、こんな光害地で5分露出でも、背景は真っ暗です。で、結果は。

1810071FSQ-85ED + ASI1600MM + SS-one CMOS Capture Gain 13/25
Ha:5min*13 S2:5min*25 O3:5min*13 Total255min
SS-one Traveller(HD) + SS-one AutoGuider Pro

Hα以外、色が出てません。これじゃSAOの意味まったくなし。S2はまだ輝度があるんですが、O3にいたってはほとんど何も写ってないです。O3はもっと時間かけて撮らないといけませんね。

というより、この星雲、Hαと、それ以外で輝度差がありすぎなのかな。もっと簡単な星雲ないかしら。SAO入門書向けの。

ところで、星雲をグリーンで表現すると、見かけの感度が高いように思います。この画像を輝度をいじらず、色相を赤よりに変えると、こうなります。

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人間の目はグリーンに感度が高いと言いますが、HαをGにふるのは、そういった意味があるのでしょうか。

何はともあれ、こんな近場で、本格的な天体撮影が楽しめるなんて、お金もかからないし、時間も有効に使えるしいいことばっか。唯一欠点は、遠征に行って降るような星空を楽しめないこと、でもいつもその必要はないし。普段は、この河原で、たまに遠征に行けばいいかなという感じです。

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2018年10月 6日 (土)

ASI120MM互換ガイドカメラ、アルカスイス互換に仕様変更

ASI120MM互換ガイドカメラですが、従来底部に薄い補強板がついていましたが、それを厚くして、アルカスイスプレート互換にしました。

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もちろん、1/4インチカメラネジも開けてあるので、従来通りカメラネジでも固定できます。

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本日出荷分より、新仕様になります。すでにご注文頂いてる分に関しても、本日出荷分より、新仕様になります。

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SkyWatcher微動雲台に使用しているモーターですが、メーカより10/19に納品という連絡がきました。したがって、SkyWatcher微動雲台を使ったポタ赤の発送はそれ以降になります。遅くなって大変申し訳ございません。

あと、SS-one AutoGuider ProのGPセットにも同じモーターを使用しているため、同様に遅れます。大変申し訳ございません。

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