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2018年10月16日 (火)

オールインワンガイダー、ベータテスト機完成

多大な苦労を重ね開発している「SS-oneオールインワンガイダー」ですが、やっとベータテスト機4台が完成しました。

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実は、まだ苦労は続いていて、ユーザ側から見た製品としては、ほぼ完成形なのですが、作る方からすると、ものすごい大変で、部材を10セット分用意したのですが、組み立てに失敗を重ね結局残ったはこの4台のみでした。いかに大変か分かってもらえると思います。

これじゃ、やってられないので、もう一回、設計をやり直そうかと思ってるところです。

とりあえず、考えてた機能はすべて組み込みましたの、あとは私がもっと楽をしたいだけの問題なので、この4台をベータテスト機として販売する予定です。

晴れたら、実際にピント調整やパラメータ調整を行い、あと、マニュアルを書いて販売ですね。マニュアル書くの面倒だから、動画ですますかも知れません。

機能説明

すべて75mmレンズ付きになります。ソニーのIMX291というセンサーを使っています。ソニーらしくノイズは少ないのですが、何せカラーなので、モノクロのASI120MMなどと比べると、星の写りがいまいち。あまり焦点距離の長いレンズだと、ガイド星が見つからない可能性があります。そこで75mm限定とさせていただきました。まぁ、商品の性格上、ポタ赤とか小型赤道儀向けとなると思うので、このくらいで良いのではないでしょうか。

無線搭載。スマフォなどからアクセスできます。無線を使用した場合、他のSS-one AutoGuider製品とほぼ同じになります。単体でも動作できますが、カメラのパラメーター調整、および、キャリブレーションステップの設定は無線アクセスが必須です。

カメラのパラメーター調整はこちらで出来るので良いのですが、キャリブレーションステップの設定は赤道儀に依存するので、こちらで設定する訳にはいかず、ユーザ側で設定する必要があります。ですから、無線は必須です。キャリブレーションステップの設定は赤道儀変えない限り1回行えば十分です。

なお、最近のAndroid8などは、WiFi接続した先が、インターネットにつながっていないと、勝手に切断するようで、したがって使用できません。この問題に関しては、スマフォのテザリング機能を使い、スマフォの方をアクセスポイント化する方法で解決しようと考えています。

電子極望の接続も可能。

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SS-oneポーラー2も使用できます。ただし、電子極望の機能はすべて無線必須です。時計内蔵なので、GPSも必要ありません。

ほんとは、自動導入ソフトも入っていますが、最初からいろいろ入れると、なんなんで、今回は外しました。

裏側に1/4インチカメラネジが開いています。

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テーパーは、アルカスイスプレート互換になっています。

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メインエンジンは、ラズベリーパイではなく、NanoPiを使用しています。電源は5Vで800mAほど消費します。かなり熱くなり、Fanがついていますが、これがないとシステムダウンするので急きょ付けました。

ガイドポートはST4、モジュラージャックになります。

価格

正式版の価格は、38,000円あたりを考えていますが、ベータテスト機なので、20,000円(税別)になります。

実地テスト、および調整、マニュアル製作が終わり次第、ブログにてお知らせします。

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2018年10月 7日 (日)

はじめてのSAOナローバンド撮影->失敗

やっと、天候が安定してきましたね。昨晩は一晩晴れそうだったので、久々に本格的に撮影してきました。

春に買ったナローバンドフィルターが使わずじまいだったのですが、やっと使えます。これがあればもう遠くへ行く必要がありません。近くの河原で撮影してきました。実はトラベラーのハーモニックドライブ版としても初めての本気の撮影です。

ナローバンドフィルターの効果は絶大で、こんな光害地で5分露出でも、背景は真っ暗です。で、結果は。

1810071FSQ-85ED + ASI1600MM + SS-one CMOS Capture Gain 13/25
Ha:5min*13 S2:5min*25 O3:5min*13 Total255min
SS-one Traveller(HD) + SS-one AutoGuider Pro

Hα以外、色が出てません。これじゃSAOの意味まったくなし。S2はまだ輝度があるんですが、O3にいたってはほとんど何も写ってないです。O3はもっと時間かけて撮らないといけませんね。

というより、この星雲、Hαと、それ以外で輝度差がありすぎなのかな。もっと簡単な星雲ないかしら。SAO入門書向けの。

ところで、星雲をグリーンで表現すると、見かけの感度が高いように思います。この画像を輝度をいじらず、色相を赤よりに変えると、こうなります。

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人間の目はグリーンに感度が高いと言いますが、HαをGにふるのは、そういった意味があるのでしょうか。

何はともあれ、こんな近場で、本格的な天体撮影が楽しめるなんて、お金もかからないし、時間も有効に使えるしいいことばっか。唯一欠点は、遠征に行って降るような星空を楽しめないこと、でもいつもその必要はないし。普段は、この河原で、たまに遠征に行けばいいかなという感じです。

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2018年10月 6日 (土)

ASI120MM互換ガイドカメラ、アルカスイス互換に仕様変更

ASI120MM互換ガイドカメラですが、従来底部に薄い補強板がついていましたが、それを厚くして、アルカスイスプレート互換にしました。

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もちろん、1/4インチカメラネジも開けてあるので、従来通りカメラネジでも固定できます。

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本日出荷分より、新仕様になります。すでにご注文頂いてる分に関しても、本日出荷分より、新仕様になります。

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SkyWatcher微動雲台に使用しているモーターですが、メーカより10/19に納品という連絡がきました。したがって、SkyWatcher微動雲台を使ったポタ赤の発送はそれ以降になります。遅くなって大変申し訳ございません。

あと、SS-one AutoGuider ProのGPセットにも同じモーターを使用しているため、同様に遅れます。大変申し訳ございません。

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