SS-oneトラベラーMini(仮称)の全容。
ますは、遅れているオートガイドカメラの発送状況です。
SS-oneショップで購入された方については、本日、ほとんど発送しましたが、まだ、少数の方、残っています。残っている分に関しても2~3日ですべて発送します。
シュミットさん経由ですが、6月までに購入された分に関しては、本日すべてシュミットさんに発送しました。後は、シュミットさん次第です。7月に購入された分に関してはしばらくお待ちください。
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さて、表題の件ですが、まずはこんな感じです。
今回のポタ赤のコンセプトは、最近流行りのRedCatに見られるようなミニ鏡筒に適したポタ赤ということです。SkyWatcherのAZ-EQ AVANTをベースにしています。ボーグの55FLやビクセンにもありましたね。
ミニ鏡筒だけでなく、軽めの望遠レンズや中望遠レンズにも良いです。
今回は、SS-one初のフォーク式です。フォーク式の利点は、ウエイトが要らないこと、子午線越えの鏡筒の干渉の心配がない。ということです。一方、欠点は、北側の空が見にくいです。カシオペアあたりはきついかも知れません。ただ、自動導入もあるし、最近のデジカメ液晶はチルトするので、そのへんはカバーできると思います。南側はすこぶる快適です。
あと、長い鏡筒も無理です。載せる鏡筒を選ぶのがフォーク式の欠点です。
フォーク式は、テレスコープイーストもウエストもないので、自動導入前のDEC/REVスイッチの設定、SS-oneの、あの例の儀式も必要ないです。
また、オートガイド時のキャリブレーションも不要です。と、鏡筒さえ選べば、何かと簡単なフォーク式です。
また、オートガイド時のキャリブレーションも不要です。と、鏡筒さえ選べば、何かと簡単なフォーク式です。
今回はなんと、オートガイドカメラまで内蔵しています。もう究極のオールインワンですね。配線すっきり。
電子極望ももちろん内蔵。電子極望の取付位置は、現在、試行錯誤中で決まっていません。とりあえず写真の位置にしておきました。
SS-oneの心臓、ラズベリーパイは、ここに入っています。
USBコネクタ口はここにあります。
裏面です。ギアはまだ付けていません。
無線アダプタを付けたところ。
モニタは、256×256で、ポーラー3のモニタと同じです。もちろん、無線アクセスも可。
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搭載重量は2kgぐらいまで。よくポタ赤作ると、サンニッパ載りますか?とか聞かれるのですが、サンニッパは絶対無理。300mmF4も厳しいかも。最近の望遠レンズってISとか、いろいろ入っていて重いんですよね。ベースがSkyWatcherの簡易赤道儀ですから。
望遠鏡の場合は口径6cmクラスまで。しかも短い鏡筒に限ります。私の基準としては、RedCatが使えればいいかなくらいです。カメラはミラーレス推奨。
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ここは兄貴分のSS-oneトラベラーとはっきり、区分けしています。サンニッパとか使いたい人は、SS-oneトラベラーの方をぜひ。
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値段は、オートガイドカメラなどすべて込みで、15万円以内を目標にしています。トラベラーのちょうど半分ですね。
これから、今年後半には、こいつの開発に専念して、来年中には出したいです。
お楽しみに。
SS-oneトラベラーか、こいつか、悩んでる人は、
「両方いっとけ」
ということで。
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コメント
噂のポタ赤、形になってきましたね🎵
ガイドカメラまで搭載しているとは…
ビックリです。
フォークの取り付け部分剛性がちょっと不安ですが、大丈夫でしょうか。
まあ、何はともあれ新しいものを生み出す過程は苦労も多いですが、ドキドキワクワクもありますね。ブログを通して楽しませて頂きます(笑)
トラベラーかアバントか?
悩ましいところですが、両方は無理なので10月のトラベラーに向けて目下頑張って貯めています。無理ならアバント?!か…(^-^;
投稿: やまね | 2020年7月19日 (日) 06時22分
やまねさん、いつもありがとうございます。
アームの取り付け部は、M8とM6のけっこう大きなボルトで取り付けています。といっても心配になりますが、これ、三脚からして軟ですからね。だから、2kgに制限してるんです。
アバントという言葉の響き、いいですね。
名称、SS-oneアバントにしようかな。
投稿: ほんまか | 2020年7月19日 (日) 07時09分