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2020年12月26日 (土)

ASI294MMProの作例

昨晩は雲の通過も多かったのですが、なんとかNEW CMOS Capture + ASI294MMのファーストライトをすますことができました。

2012261
EQ5GOTO(SS-one) + FSQ85ED(レデューサなし) + ASI294MM(ゲイン10/25) + CMOS Capture
Hα 5分12枚 撮影場所:庭
。 
F5.3と暗めな光学系ながら、トータル一時間でこの写り。期待通りです。
ゴルフ練習場の隣、月明かりの下、これだけ写るのですから、ナローバンドいいです。
ほんとは3時間くらい撮ったのですが、ピントがどんどんずれていきます。
最初と最後でこんなに星が太ってしまいました。

2012263
最初の一時間分だけ、コンポジットしました。また、ビニングしました。ビニングしないと重くて重くて、コンポジットでステライメージが固まってしまいます。
しかし、8Kですからビニングしても4K。十分すぎる解像度です。
ノイズ感を見るため、あえて冷却もダーク引きもしていません。ノイズ感はあまりないですが、右上にアンプノイズが出ています。
ダーク減算は必要そうです。

2012262
で、CMOS Captureなのですが、このように一枚ごとの撮影はなんの問題もなかったのですが、
合成や演算を伴うもの。たとえばダークファイルの作成などはアプリケーションが落ちてしまいました。
理由ははっきりしています。メモリ不足です。そりゃそうだよな。4700万画素ですから。
ダークもデジカメでやるように一枚一枚撮影することは当然できます。ただ、それを合成する段階でメモリ不足で落ちます。
この調子だと、カラーはもっと厳しく、ASI2600MCはまず無理でしょう。
一枚一枚撮ることはできても、ダークやフラット、ライブコンポジットはできそうにありません。
ただ、プログラムを見直して、メモリの使用を最適化すれば、なんとか行けそうな気がします。
これから、プログラムを見直してみます。
とりあえず、解像度が高くないカメラはいけそうなので、旧機種のカメラを対象に先行販売したいと思います。
カメラを変えて、ASI183MMで、もう一度テストして、問題なければ、現状で販売を開始したいと思います。

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