« D型赤道儀にAPモジュールを搭載 | トップページ | ポーラー2ミニの底上げアダプター »

2021年7月20日 (火)

新製品3つの情報

まずは、付けたまま持ち運べるポーラー2ミニが完成しました。

2107201

従来品と比べてかなり小型化しました。従来品はレンズ部がむき出しでしたが、これはがっちり保護されています。
少しくらいぶつけても大丈夫です。

2107202

カメラの一部が赤道儀の中にめり込むので、すべての赤道儀で使用できるわけではありません。
今のところ、使用できることが確認されているのは、タカハシの赤道儀とEQ5です。EQ5が大丈夫なら、ビクセンGP系もOKとは思いますが。

ただし、センサーの感度は従来品より悪く、従来品の適正露出は1/4秒でしたが、これは1/2秒になっています。したがって、画像更新が若干、ガクガクします。
一般販売はもう少し先で、しばらくは、EM10/200を除くタカハシ赤道儀改造のみ対応したいと思います。(EM10/200は電子極望は完全内蔵なので関係ない)

続いて、オートガイドカメラです。
現在オートガイドカメラが、メーカー在庫切れのため、販売を休止していますが、入荷のメドがまだたたないことと、いつまでもASIのOEMに頼るわけにもいかないので、SS-oneオリジナル品を作ることにしました。これです。

2107204

また四角いカメラです。昔もこの四角いカメラを出していましたが、センサーが違います。以前は、ASI120MMの互換品でしたが、今回はソニーのIMX290になります。

ASM120MMより、IMX290の方がはるかに高感度ですが、ただカラーなので、その分、若干マイナス。ただ、それを差し引いてもけっこうよく写ります。ASM120MMの時は、ビニングを推奨していましたが、このカメラはノイズが少なく、ゲインをMAXまで上げられるので、ビニングは不要です。したがって、高解像度で利用できます。

ただし、SS-one AutoGuiderで使う場合は、ソフトのアップデートが必要です。そのためアップデートSDカードをこのカメラにつけます。
アップデートはしなくても使えるのですが、以下の不都合があります。

1 解像度が、640×480で、もの足りない。
ソフトをアップデートすることにより、1280×720で利用できます。(IMX290は本当は1920×1080ですが、この解像度だと動作が遅くなる)

2 ポーラー2と同時接続すると、このカメラをポーラー2と認識してしまう場合がある。

ということで、SDカードをつけるのでソフトはぜひアップデートしてください。もう少しで販売します。一刻も早くほしい人は個別に連絡ください。

あと、ガイドポートがないので、SS-one AutoGuider専用になります。PHDとかでは使用できません。ただし、Windowsの標準ビデオドライバに対応しているので、WEBカメラがみられるソフトなら、普通に使用できます。電子観望にも使用できます。

最後に、オールインワンガイダーV2です。

2107203

以前出した写真の時より、さらに液晶が大きくなりました。解像度は320×240で、SS-one AutoGuider Lightやトラベラーと同じ解像度です。初号機の液晶があまりにも貧弱だったので、これはいいです。

現在、最終試作機を組み立ててるところで、来週中には部品はすべてそろう予定で、これで問題なければいよいよ量産です。
20個ほど作る予定です。

今日、ステライメージ9を発注しました。なんか30周年だとかで、少し安く買えました。動画再開しますが、内容はこのステライメージ徹底解説になります。

と、まぁ、いろいろお楽しみに。

 

 

 

 

|

« D型赤道儀にAPモジュールを搭載 | トップページ | ポーラー2ミニの底上げアダプター »

コメント

ほんまかさん、こんにちは。

いまさらですが星ナビ7月号の記事を見て、(いつも製品開発を頑張ってくれていますが)資金的ご苦労が大きい事を改めて知りました。今回の新製品も楽しみなモノばかりです。

ポーラー3ミニじゃなくて2ミニなのは、何か理由があるのでしょうか?レンズの張り出しがなく気になります。

オールインワンガイダーV2(仮面ライダーみたいw)も気になりますが、価格はどのくらいの予定でしょう。

投稿: 星くり | 2021年7月22日 (木) 09時28分

ポーラー3は一体型の電子極望で、ポーラー2は、SS-one AutoGuiderのオプションです。
そういった意味で今回の製品はポーラー2の範疇になります。

オールインワンガイダーV2は、レンズなしで、4万円はしないと思います。

V2は私はロケットを思い浮かべるな。あまりいいイメージじゃないな。まぁ、Ver2ということですが。

投稿: ほんまか | 2021年7月22日 (木) 10時36分

ほんまかさんの動画再開楽しみにしています。

こちらはまだステライメージ8まま使用してます。9の解説興味深いです。
当方はまだまだ未熟でマニュアルコンポジットで上手く出来ない時はステライメージ8の自動コンポジットに助けられてます。マニュアルコンポジットでは上手く行かず、なぜか自動コンポジットで上手く出来る時がある。自動コンポジットのプロセスをより理解してマニュアルコンポジットで自力で使いたおしたいと思ってます。
ステライメージ9では自動コンポジットがより軽快になったとの話も聞きます。興味深い。

さて、先日はEQ5のメンテ本当にありがとうございました。

あれから八方ヶ原に遠征し、無事にEQ5は機能しています。本当にありがとうございました。

また、ファンレター的なお便りを差し上げたいと思ってます。

投稿: みじんこ | 2021年7月23日 (金) 12時03分

ほんまかさん

新製品ラッシュですね。
ポーラー2ミニですが後ろの出っ張りはどれくらいになりますか?
SXP2になんとかして取り付けたいと思っています。

投稿: Bergamot | 2021年7月23日 (金) 12時10分

みじんこさん、
自動コンポジットでうまくいくなら、自動コンポジットで良いのでは? なぜにマニュアルに?

動画の方、楽しみにしておいてください。

投稿: ほんまか | 2021年7月23日 (金) 13時25分

たしかに自動で上手くいくなら自動でも良いのですが、マニュアル処理技術を上達させたいからです。
また、自動コンポジットの設定は知識も乏しくデフォルトのまま使用することも多く、自動処理とマニュアル処理でコンポジットの仕上がりに差が出る事に気付きました。その差の「理由」が気になってます。
例えば、先日の八方ヶ原でアンドロメダ銀河を多段階露光撮影したものをステライメージ8 で自動コンポジットすると中央のコアが白く潰れてしまいます。なので明るいコマをかなり減らしても同様にコアが白く潰れてしまいます。
ですが、同様のコンポジットをマニュアル処理すると中央のコアが「点」として確認できる仕上がりになりました。
この差はなんなのか?設定なのか?設定なのでしょう。知識乏しくわかりません。
その辺も興味あり理解を深めたいと思ってます。

動画楽しみです。

投稿: みじんこ | 2021年7月23日 (金) 17時06分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« D型赤道儀にAPモジュールを搭載 | トップページ | ポーラー2ミニの底上げアダプター »