天体写真

2017年11月17日 (金)

ハート星雲

水曜日は定休日なので、久々に、本栖湖まで遠出してきました。寒かったです。ほんとうに冬です。

ハート星雲

1711171Nikkor ED 400mmF3.5->F5.6
ASI1600MM + SS-one CMOS Capture
R 1分×48枚 GB 1分×32枚 8枚ごとにライブコンポジット、リアルタイムダーク
ゲイン 10/25
SS-oneトラベラー+SS-one AutoGuider Proでオートガイド ガイド鏡100mm

意外と淡いんですね。F4で撮れば良かった。
F5.6まで絞りました。青ハロは少なくなったと思いますが、RGに関してはF4とそんな変わらない感じです。F4で良かったと思います。F5.6まで絞ると、FSQ85EDと変わらないので、このレンズを使う意味がなくなってしまいます。F4が撮りごろです。

左の方は相変わらず片ボケ。

| | コメント (0)

2017年10月28日 (土)

アンドロメダ大星雲

昨晩は、秩父の美の山公園に行って撮影してきました。

171027122
FSQ-85ED + ASI1600MM + SS-one CMOS Cap. ゲイン10/25
RGB: 各30秒×64枚 8枚ごとにライブコンポジット、リアルタイムダーク減算
SS-oneトラベラー + SS-one AutoGuider Pro

ほんとは、LRGB合成で、3時間の撮影と意気込んで行ったのですが、トラブルや雲やなんやでL画像が撮れず、結局1時間半のRGB合成となってしまいました。
ただ、FSQ-85EDのシャープさのおかげで良く出来たと思います。RGB合成で各色でピントを合わせしているので、星がほんと小さくなっています。

ほんとは、もっと外周まで淡い星雲が広がっていてそれをもっと出したかったのですが、それはまた今度ということで。

昨晩は、初めて、2台体制で撮影に臨みました。トラベラーの軽量さと、SS-one AutoGuider Proで電気周りがすっきりしたので、2台体制でも準備に時間がかからないだろうと思ったからです。

こちらは、SS-one Miniでビンボーレンズを撮影中。

17102714
こちらはSS-oneトラベラーでFSQ-85ED。この試作機では初めての撮影です。特に問題なかったです。

17102713
SS-one CMOS Captureは高解像度になって見やすくなりました。左下の拡大画像がバグってますね。これは直します。

17102715
タブレットにちょうど良い解像度になっています。車の中から監視していました。

17102716

| | コメント (0)

2017年10月17日 (火)

画角と作品作りの関係

最近、ASI1600MM、つまりフォーサーズカメラを使うようになって、換算焦点距離が倍(FSQ85EDとの組み合わせでは900mm)になって星雲星団の撮影が楽しくなってなってきました。

簡単に言うと、フルサイズに比べて作品作りが容易になってきました。

フォトコンとか、他人にインパクトを与えるような写真の場合は、画像全体に「何か」がいっぱい広がっていた方が良いわけです。

真っ暗な背景に真ん中にポツンと星雲が写ってるよな写真はたとえ美しくても写真としてのインパクトは弱いわけです。

そういった意味では、画角が狭い方が作品作りとしては容易です。

1710171
実はこのことは、冷却CCDの8300がブームになったとき盛んに言われたことです。しかし、その後、フルサイズの冷却CCDが安くなって、ベテランの人たちはみなフルサイズに行ってしまいました。

ところがイプシロンとか500mmの焦点距離だと、フルサイズだと広すぎるわけで、写真としてはつまらない。そこでベテランの方たちは、星雲の周りの淡いものを出すようになったわけです。

こうなると、もう明るさ勝負、総露出時間、画像処理技術の勝負になるわけで、われわれ素人には太刀打ちできません。

しかし、画角が狭くなると、その必要もないわけです。

それに画角が狭い方が、撮れる対象が増えます。構図のバリエーションも増えます。大きい対象なら、同じ対象でもフレーミング方法がいくつもあり楽しめます。明るい部分だけ切り取れば、露出時間も短くてすみます。つまり飽きないのです。

500mmくらいの画角で星雲を撮ると、構図はほぼ決まってしまいます。構図的にはどれも似たりよったりで他人と差別化するのが難しいので、結局、美しさ勝負、淡いもの勝負になってしまいます。

もちろん、焦点距離が伸びるとガイド精度など難しいこともあるのですが、作品作りや天体写真を撮る楽しさを味わうには、より長い方向へ、というのも一つの選択肢だと思います。特にフォトコン初入選を狙っている人は考えてもいいのではないでしょうか。

直焦やってる人は、レデューサーとか、どちらかというと明るい方向にいきがちですが、私は今はFSQ85EDの1.5倍テレコンがほしくて狙っています。

| | コメント (2)

2017年9月10日 (日)

なぜにパープル?

最近、星景写真が簡単に撮れるようになったためか、星景写真をいろんなとこで見るようになりました。

こんなパンフレットにも。

1709101
これはこれで良いことですが、ひとつ気になる点が。背景がパープル寄り(=G抑制)のが多くしかもどぎついレベル。ふとなぜだろうと考えてします。

光害カブリを抑えるためにGを抑制したか。
一般の人が考える夜空のイメージはこんな感じなのか。

1709102
もちろん、パープル寄りで悪いことは全然ないが、パープルだと天の川があまり奇麗に見えないんですよね。天の川の本来の美しさを表現するには、やはりニュートラルを基本として、グリーン寄りか、あるいはシアン(=R抑制)の方がいいと思うのですが。

ちょっと残念に思ったので指摘させて頂きました。

| | コメント (2)

2017年8月25日 (金)

東秩父村ミニ遠征

昨晩はちょっとでしたが晴れました。久しぶりですね。

東秩父村に、CMOS Capのテストを兼ねて行ってきました。

CMOS Capのテストなので撮り慣れた北アメリカを撮ってきました。この時期、ダーク減算は必須です。あと、はくちょう座がちょうど真上で重心の低いポタ赤はフレーミングが大変ですが、SS-oneは当然自動導入なので楽です。

さて結果です。

1708251
SharpStar60ED + ASI1600MM + SS-one CMOS Cap. ゲイン9/25
SS-one Mini + ASI120MM-SS2 + SS-one AutoGuiderPro
L画像 1分×16枚 4枚ごとにライブコンポジット+ライブダーク減算
RGB画像 各1分×4枚 RGBローテート撮影+4枚ライブコンポジット+ライブダーク減算

SharpStarは片ボケ対策してからほんと良くなりました。拡大率の高いフォーサーズでこれだけの星像ならまずまずでしょう。
ライブコンポジットもRGBローテート撮影も良好でした。

元画像も載せておきます。撮って出しの画像です。L画像。

1708252
RGB画像。

1708253
RGB画像はほんと暗いですね。ヒストグラム見るとおよそ1/3~1/4くらいの光量です。LRGB合成がいかに効率の良い撮影方法かわかります。冷却CCDのユーザがよく冷却CCDの優位性を説くのに諧調とか解像度とか話題にするのですが、そんな分かりにくいこと言うよりこのL画像の明るさを見れば一目瞭然です。もっとこの辺を強調してくれれば良かったと思います。事実私は自分で使うまではこのことはまったく気にしなかったわけですから。まぁ、モノクロ派にとってはそれだけ当たり前の事実ということですかね。

| | コメント (0)

2017年7月25日 (火)

久々にフォトアルバム更新しました

左側の写真アルバムですが、ここ3年くらい更新していませんでした。

せっかく撮った写真なので、久々に更新しました。

次の3つに分類しました。

CMOSカメラの作品
星雲星団の写真
星野写真

こうして見るといろんな機材使ってますね。ぜひ見てやってください。

登場する機材
カメラ EOS6D EOS5DMk2 X-A1 α7s ASI1600MM ASI071MC-Cool
鏡筒  BORG67FL BORG89ED FSQ-85ED SharpStar60ED FS60CB
レンズ ApoSonnar135mmF2 EF17-40mmF4L

| | コメント (0)

2017年7月20日 (木)

水上遠征の成果

北アメリカ星雲

1707191
SHARPSTAR60ED + BORG0.85レデューサー+ASI1600MM + SS-one CMOS Cap.
SS-one Mini赤道儀 + SS-one AutoGuider Pro + ASI120MM-SS3(75mm)
RGB 各色1分×16枚 2枚モザイク
ゲイン10/25  ライブダーク減算、ライブコンポジット(8枚毎に加算)

構図的にはもうちょっと下ですね。
もうちょっと露出かければ、もうちょっと星雲の微妙色合いが出たかも知れません。各色16分じゃ、こんなもんですかね。またリベンジしたいです。
片ボケは完全に解消されました。やっぱカメラマウントが原因でしたね。

SHARPSTAR60EDは値段の割には頑張っています。BORG55FLとどっちがいいか、凄く気になるところです。

しかし、ライブダーク、ライブコンポジットと、面倒な下処理はすべてカメラがやってくれるので、画像処理がほんと楽になりました。

ライブコンポの様子を写真に撮ってきました。

1707192

| | コメント (4)

2017年6月10日 (土)

お知らせ

来週土曜のCANP'17にて講演を行います。

1706102
1706103

主に、天文と電子技術に関してお話ししますが、時間も限られているので、最低限以下の2点をお伝えできればと思ってます。

1 最近耳にする「マイクロステップ駆動」について。単に動作を静かにするだけでなく、絶対的に必要な理由があります。それを具体的な数値を使って説明します。

2 オートガイドについて。オートガイドに関するなぜ?を、原理から解説します。

以上2点です。時間が余りましたら、Linux組み込みボードや、電源、ヒータなど基本的な電気の知識を解説します。

ご出席される方はお楽しみに。それと、するどい突っ込みはなしの方向で。

=============================================

胎内星まつりに出店いたします。

いろいろ展示しますので、手にとってお試しください。もちろん、特別価格での販売も。

今年は、アメリカ日食の影響で、いつもより1ヶ月早いです。要注意。HPで確認してください。

=============================================

「SS-one AutoGuider」の大きな画面版(960×640)を作成しています。もうあとは、「FocusAid」を残すのみでほとんどできてます。これも近々リリースします。

=============================================

「SS-one AutoGuider Pro」も順調です。これはフォーカサーを組み込んだ、「FocusAid」です。こちらもそのうち詳細を発表します。

1706101
フォーカサーを組み込んだ「CMOS」ももちろんあります。

| | コメント (6)

2017年4月29日 (土)

SS-oneトラベラー実戦投入

出来たばかりのSS-oneトラベラー第3試作機をもって伊豆まで行ってきました。

1704292
まだ電子極望付けてないので、極軸を適当に合わせて、撮影開始。ところが、DECモーターが音はするのですが回りません。RAモーターも導入速度になると停止します。

自動導入もオートガイドもできない状態です。こんな時のために、SS-oneポタ赤を予備としてもって行ったのですが、ウエイトシャフトを忘れる痛恨のミス。

仕方がないので、1軸オートガイドはできるみたいなので、露出15秒で撮影を始めました。伊豆まで来て、何もできないで帰るわけにはいきません。

極軸が適当なのでDEC方向にどんどんずれていくのですが、手動で補正しながら薄明までM8を撮ることができました。

結果、ご覧ください。

1704291M8(干潟星雲)
FSQ-85ED + ASI1600MM + SS-one CMOS Cap.
RGB 各15秒×64  ゲイン10/25 リアルタイムフラット
SS-oneトラベラー + SS-one AutoGuider

シャープなイメージの作品にしたかったので、LRGBでなくRGBにしました。LRGBだと、ボテボテのBチャンネルがLを通して、画像全体に波及してしまいます。

なかなかうまく撮れたと思います。流石、伊豆。これほど低空なのにカブリ補正なしでできました。久々に天体写真らしい写真撮れました。満足、満足。
(画像に縦の筋が見えますが、これは輝点ノイズがDECのずれによって一直線に並んで、筋のように見えるためです。ダークすれば現れないと思いますが、ダークを忘れました。)

SS-oneトラベラーですが、第3試作機は重すぎるので、実はもう第4試作機を設計中です、これは机上の計算では目標の4kgを切りそうです。どれだけ軽くなるか楽しみです。

| | コメント (2)

2017年4月20日 (木)

しし座トリオ銀河

昨晩は久々に晴れたので、「CMOS Cap.」のアップデートの評価を兼ねて、秩父に撮影に行ってきました。

といっても、今の時期、朝の天の川以外、何も撮るもんないんですよね。豆粒くらいにしか写らないのは承知で、しし座トリオ銀河を撮ってきました。

1704201
FSQ85ED+ASI1600MM+SS-one CMOS Cap
L:1分19枚 RGB:1分各10~15枚くらい(リアルタイムダーク減算+撮影後一括フラット)
SS-oneポタ赤 + ASI120MM + SS-one AutoGuider

とりあえあず、リアルタイムダーク減算はうまくいったみたいなので、これからリリースの準備します。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧