赤外カットフィルター除去

2010年10月20日 (水)

「めざせ10万円で入選」カメラの購入

カメラを買いました。EOS Kiss X2。ヤフオクで23,000円。予備のバッテリーが一個おまけでした。これが後々効いてきます。

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ほんとは、KissDNかKissXあたりがお買い得なんだろうが、ライブビューは絶対に外せない。これがあるとないとでは大違い。そうするとKiss FかX2になる。このX2は一部ボディが損傷していて安かったのでこれを購入することにした。

天文屋に買われたカメラは悲惨だ。早速分解されてしまう。

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外したネジは長さがバラバラなので、このように絵を描いて置いておかないと、後で大変なことになる。

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裏豚をあけると。。。

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う~、難しい。今までいろいろカメラ分解してきたけど、こりゃ、大変だ。どこをどんな順番で外していけば良いのか、無駄な作業はしたくないし、コネクタの下にさらにコネクタがあったり、どこにネジがあるのかさっぱり分からん。
(最初、CMOS裏の金属板を外そうと苦労したが、結局これは外さなくて良かったみたい)

しばし悩んだあげく、ようやくネットで検索。そうすると、なんとX2分解のビデオがあるではないか、しかもYouTubeにアップされている。(興味のある方は検索してね。)

ビデオの力を借りてようやくCMOSユニットが外せた。

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へんなハレーションに悩まされたくないので、赤外カットフィルターだけではなく、ゴミ鳥のローパスも一緒に除去して、元に戻しました。

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さて、問題は代わりの赤外カットフィルター。これがないと、強い赤カブリをしてしまいます。
実は、極望とモーターと一緒にアメリカから買っておいたのです。

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Astronomikの赤外カット。89.95ドル=7,505円安い!! アメリカは何でも安いな~。日本が高いのか?

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ということで、3万円ちょっとでアストロカメラ完成!!

残り51,737円です。

だいぶ残高減ったな~。

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2009年2月20日 (金)

EOS 5D Mark2 ご開帳

赤外カットフィルター外し、今回はどうしようかな。とりあえず開けてみた。

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う~ん、見たことのないコネクタがある。そのまま引っこ抜いて大丈夫かなぁ。

今回は自信ないな。プロに頼むか。

ちなみに横からみた画像。

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それなりに隙間はある。冷却は可能か? CMOSユニットをはずさんと、わからん。

一時間悩んだ末、もとに戻しました。

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2008年3月25日 (火)

EOS 5D赤外カットフィルターはずし

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まな板の上の鯉。EOS 5Dくん。 安物のNikon D40とは緊張度が違う。。。

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こんなところにネジがあります。

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ご開帳。この電磁遮蔽板を取らないと、CCDユニットと基板を分離できません。しかし、15Wのコテではまったく歯が立たず。仕方がないので、このまま続行。

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ご開帳から、ここまでくるのに一時間くらいかかった。それほど厄介だった。

この後、赤外カットフィルターユニットをはずそうとしたが、なかなかとれない。一度あきらめて元に戻したが、再度挑戦して、やっとはずれた。かなり固着していたようです。

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やっとはずしたフィルターユニット。今度は赤外カットフィルターがはずせません。完全に接着されています。そこでカッターで無理やり切り取りました。

ということで、無事終了。テスト撮影も問題なしで一安心。

それにしても緊張したなぁ。もうこんな趣味は嫌だ。

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2008年1月 8日 (火)

D40の赤外カットフィルターはずし詳細

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キタムラの中古で27,800円で買いました。安っ! 安物のカメラは何のためらいもなく分解されることに。

用意するもの。

精密ドライバ、半田ごて、ピンセット。

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まずは、下カバーをはずします。ネジをすべてはずしますが、バッテリーボックスの赤丸のところにも隠れています。ネジの長さは2種類あり、白丸のところが長いネジです。元に戻すとき重要なので覚えておきます。

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同様に背面カバーのネジもはずします。赤丸のところのコネクタをはずします。はずし方は黒い部分をマイナスドライバで起こしてやれば簡単にはずれます。

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背面カバーを取り去ったところ。赤丸のコネクタをすべてはずします。手では、はずしずらいので、ピンセットを使います。基板右上の下に白いコネクタ(青丸)が隠れています。これもはずします。ドライバで、押し出せば簡単にはずせます。最後に基板左上の白丸のコードを半田ゴテではずします。

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CCDがお目見えです。赤丸三箇所のネジをはずします。元に戻すときは白丸の出っ張りを上にぴったりあわせます。

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CCDを取り出したところ。

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赤丸2箇所のネジをはずせば、赤外カットフィルターがはずせます。このときCCDを傷つけないように十分注意します。

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完了です。この後、元に戻しますが、コネクタの接続が一番やっかいです。手では無理で、ケーブルをピンセットでつまんでコネクタにさします。先がゴムで滑らないピンセットがあると効率が良いと思います。

注意(というか脅し)

この記事を読んで自分で分解された場合、どのような結果になったとしても、ほんまかは一切責任を負いません。あしからず。

ストロボのコンデンサからは高電圧が出ます。感電すると危険です。場合によっては死んでしまうかも知れません。

カメラを分解、改造するとメーカ保証が受けられなくなります。有償修理さえ断られる可能性があります。

赤外カットフィルター(ローパスフィルター)をはずしただけでは、赤外線に反応して赤カブリがおきます。また星の周りに赤滲みが出ます。ですから、光学系のどこかに赤外カットフィルターを入れる必要があります。LPS-P2など光害カットフィルターでも代用できます。

赤外カットフィルターをはずしただけでは、オートフォーカスでピントが合いません。ファインダーでもピントが合いません。実写して合わせるしかありません。カメラレンズでは、無限遠でピントが出なくなる可能性があります。

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2008年1月 6日 (日)

ニコンD40の赤外カットはずし成功

詳細は後日。

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あぁ~緊張した。

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