トラベル赤道儀

2017年4月23日 (日)

試作機本体完成

CMOS CpptureのGPSユニットはこちらで買えます。
http://shop.ss-one.net/?pid=112161272

秋月電子で売ってるこれと同じです。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-09272/

本題。

SS-oneトラベラーの試作機本体部分が完成しました。極軸微動装置はまだです。

1704233
モーターも回り、もう撮影もできます。今晩、テストしに行こうと思ったのですが、曇ってきました。

鏡筒側フル装備でたった1.2kgのウエイトでバランスします。また南の空なら、子午線超え鏡筒反転の必要もありません。形としてはベストであることが確認できました。

1704232
鉄の塊で、いかにも重そうですが、実際、重いです。ここから、いかに軽くしていくかが課題です。まだまだ完成には程遠いです。

| | コメント (0)

2017年4月 6日 (木)

SS-oneトラベラーのウエイトオプション

今、必死こいて、CMOS Cap.のアップデート作業をしています。一番の目玉は、撮影情報の付加と、リアルタイムダーク、フラットです。

1704061
撮影情報の付加は、撮影時の露出、ゲイン、オフセット、ガンマ。オプションのGPSを付ければ、撮影日時、場所なども保存されます。さらに、コンポ枚数や、ダーク減算済み、フラット補正済みまで保存されます。

リアルタイムダーク/フラットは事前に登録しておけば、画像保存時にダーク、フラットをした状態で保存します。とりあえず、今回のアップデートではここまでの作業です。

次の次のアップデートでは、いよいよリアルタイムコンポジットの導入です。もちろん、位置合わせをしたり、流れたコマは除外してのコンポジットです。

リアルタイムコンポは、ラッキーイメージング的な撮影方法では重要と考えています。リアルタイムでないと、ファイル数が1000枚とか2000枚とかになりますので、ディスクを入れ替えたり、後からの作業が大変です。たとえば10枚ごとにコンポする設定にしておけば、ファイル数を1/10にすることができます。

また、リアルタイムコンポでは、コンポの状況を常にモニタに表示しますので、淡い星雲がだんだん浮き上がっていくのを見ながら撮影できますので、どれだけコンポすれば良いのかもわかりやすいと思います。お楽しみに。

さて、本題のSS-oneトラベラーです。試作機が赤径部までできました。

1704063
1704062_2
ウエイトはいつも通り、ビクセン互換の20φです。SS-one Miniのウエイトでほとんどすべての鏡筒で間に合うと思います。

ウエイトはすべてオプション構成にして、いろいろ選べるようにします。たとえば、四角いウエイトを作ってみました。

1704064
なぜ、四角いかというと、収まりがいいからです。ウエイトを付けたまま運べる構成は、初代SS-oneポタ赤ゆずりです。

1704065
四角いもうひとつの利点は、バッテリーを付けやすいことです。ウエイトをバッテリーにすれば、事実上、ウエイト0にできますので、ドイツ式赤道儀の欠点を一つクリアです。オプションで、バッテリーホルダーも用意します。

| | コメント (2)

2017年3月17日 (金)

第3試作機とCMOS Cap.情報

SS-oneトラベラーの第3試作機のラフ設計。

1703171CMOS Cap.のアップデートが遅れていてすみません。この第3試作機の設計が終わったらやります。

アップデート予定は、
露出時間やゲインなどの情報をファイルに付加。
GPSユニットをつないだ場合にファイルに日付を付加。
などです。

なお、ダーク減算した時にCOL画像の配色がおかしいのは、カメラを接続しないでダーク減算をしたためです。カメラを接続しないとベイヤー配列の情報を取得できないため、配色がおかしくなります。これも直近に接続したカメラの情報を保存するように変更します。

| | コメント (12)

2017年3月12日 (日)

SS-oneトラベラー始動!

SS-oneトラベラーの基本構造に問題ないか調べるための試作機ができました。赤緯部と極軸上下水平微動部がまだですが、組み立ててみました。

1703121
思っていたより丈夫で安心しました。FSQ85EDならまったく問題ありません。ウエイトはSS-one Mini用の1.5kgですが、これでもまだウエイト側の方が若干重いです。計算上は、搭載重量の1/3のウエイトでバランスします。ボーグ90FLなら1kで大丈夫でしょう。

1703122

赤道儀本体の重量も最低ラインの5Kは切りそうです。これからいかに軽くして目標の4kに近づけるかです。いいとこまでいけると思います。

天頂より南側の空ならイナバウワーもOK。

1703123
こちらは、失敗した第一試作機。第一ギアになんと、タイミングベルトを使っていますが、これはうまくいきませんでした。いかに試行錯誤しているか知ってもらうために掲載しました。

1703124

| | コメント (2)

2017年3月 6日 (月)

新赤道儀の概要

新赤道儀ですが、今度は、中型の軽量赤道儀というコンセプトで設計しています。

まず、ターゲットとなる鏡筒ですが、私が現在メインで使用しているFSQ-85EDを筆頭に、ボーグの90FLや最近出た107FLなどが無理なく使える大きさということを目指しています。

やはり、これくらいの鏡筒になると、星雲星団の迫力ある写真が撮れます。また最近のCMOSカメラと組み合わせると、拡大効果によりさらに迫力のある写真が撮れるし、それに答えられるだけの性能もあります。

いっぽう、このくらいの鏡筒になると、しかりした赤道儀が必要になってきます。普通のポタ赤の延長では無理と思います。ということで、これらの鏡筒にぴったりな赤道儀でかつ軽量で運搬に優れたものという位置づけです。

私は、ポタ赤と言う名称は、大きさではなく、そのクラスの赤道儀としては可搬性に優れていればポタ赤だと思っています。しかし、最近はポタ赤というと、ポラリスみたいなものを想像すると思いますので、ポタ赤という名称はやめ、勝手ながら「トラベル赤道儀」という名称を使いたいと思います。別に旅行はしなくて良いのですが。

実はだいぶ前から試行錯誤していまして。第一試作機は作ったのですが失敗でした。この第一試作機もいずれ紹介します。で、今、第2試作機の設計が終わり、部品の発注をかけたとこです。今月中にはできると思います。こんな感じです。

1703061一番の特徴は、望遠鏡を載せる位置が赤経中心軸に近いということです。このため、ウエイトが軽くてすみます。その代わり、前に付き出る形にして、鏡筒が当たらないようにしています。
赤道儀本体だけでなく、ウエイトも軽くなるようにしています。第一試作機の結果から、FSQ-85ED本体だけなら、ビクセンガイドパック用の1Kgのウエイトでバランスしました。もちろん、カメラやガイド鏡も載せるので、もうちょと必要で、SS-one Mini用の1.5kのウエイトでバランスするようにしたいと思います。ボーグなら1Kgです。

あとは分解してコンパクトになるように配慮しています。自動車で運ぶ場合はわざわざ分解する必要はありませんが、そうでない場合はやはり、パッケージングサイズが小さいことは重要です。上図のように分解すると、18cm×22cmで、B5サイズより小さく、厚みもわずか9cmで、アタッシュケースに入れられる大きさです。

重量は肉抜きするなどして、最低でも5k以下、できれば、4kgくらいにしたいところです。4kというと、SS-one miniがフルで3kですから、miniよりちょっと重いだけです。

あと、実は、この大きさでいくか、この1.2倍の大きさでいくか悩んでいます。1.2倍だと、イプシロン130EDなども視野に入ってきます。ただ、標準品を多用するメリットで両バージョン作ることも可能です。ということでとりあえず、最初はこのサイズでいこうかと思います。

気になるお値段ですが、「SS-one AutoGuider Pro」付きで、20万円を考えています。SS-one2軸コントローラを持っている人はもっと安くなります。

| | コメント (6)